萬華鏡-まんげきょう-

2008/02/11(月)11:01

鞍馬天狗 第4話「山嶽党奇談前編」

3話「石礫の女」の風情とはまた違った物語で、ワクワク感・ボルテージが回を増す毎に成していく( ̄ー ̄) 新たなテロ組織(違)「山嶽党(さんがくとう)」の出現。←「テロ=24の見すぎ」 仏師と三島屋の関係も謎で、この「山嶽党奇談」の話は原作の中身を知らないで観ている私としては続きの来週が気になって仕方ない。 こないだ観た市川雷蔵さんの鞍馬天狗に出てくる山嶽党の黒幕は幕府に仕える下侍で、地下で繰り広げられる秘密会議では黒いアフガンみたいなマントを羽織り骸骨の面をしたようなまさに仮面ライダーのショッカーみたいでしたけど(笑) 国の在り方やに憂いを大義名分として賊化してしまうのは今も昔も…万国同じなんですねぇ… 冒頭。 山嶽党に襲われそうになる白菊ちゃん。 「疾風のように現れて~」 …鞍馬天狗、参上。 ネームバリューあがりました。名乗っただけでヘナチョコ山嶽党は逃げていきました… 女の子、夜の一人歩きに 「避けられよ」 ↑俄に映画 陰陽師を思わせる台詞まわし 差し伸べられたお手手に …そりゃあ、キューンとなりますな(笑) 白馬がそばにいて、構図が西洋のプリンスとプリンセスちっく。 「鞍馬天狗さま、お顔を見せてください」とお願いするお目目ハートの白菊ちゃん。 巧いこと言ってはぐらかす鞍馬天狗。 先週はお喜代に自ずから頭巾を外して顔をさらけ出そうとしていたのに~ ニクイやつの(笑) 続々怪しき人物登場。 仏師(ぶっし)と三島屋清佐衛門の繋がりやイカに?…いや、いかに?←ベタ 萬斎さんが「仏師」と発音するとどうしても狂言を思わせるのだけど(笑) 吉兵衛は相変わらず胡散臭げですが、随分と典膳さんに忠実。 焼き芋の差し入れシーン 細かな話ですが、切り株に座る萬斎@典膳さんの美しい背筋ライン。 育ちのよさが表れるなぁ やっぱり絵になる… 原作の鞍馬天狗では公卿出身の小野宗房とは別人で、元から倉田典膳ですが、どこでスポンサーを得たんだかいつもお金には苦労してないし(笑) 杉作との出会いでは足長おじさん的な要素があります。 そのミステリアスさが昔から良くもあるのかなぁ ああ。なかなか話が進まず愚談ばかりだ(笑) 山嶽党の仕業により佐幕派・勤皇派の浪士とも殺害され、深まる謎。 新撰組、近藤勇や長州の桂小五郎の元にも忍び寄る脅迫殺害予告。←撹乱作戦か? この時代にして山嶽党の目的が不明で謎が深まる。 「鞍馬天狗に桂さんの警護を」と懇願する大塚。←後に白菊ちゃん誘拐 でも、刀を持ってずっと傍にいるのは典膳であり(笑) 白菊ちゃん誘拐声明文も典膳さんに渡されたし(唯一、鞍馬天狗とのパイプ役だからなんだけれど) 倉田典膳=鞍馬天狗 案外バレバレなのか?(笑) 三島屋が考える長州の利用目的もピンとこない( ̄▽ ̄;) 幾松と桂小五郎の関係も知っているし、新撰組の情報網より優れている様子。 今の狙いは長州藩ではないらしいけれど。 …長州を憂いた大塚が山嶽党と手を組み、勝手な隠密行動に出てるとか… 桂と典膳があまりにラブラブだから、引き離しにかかったとか←違うだろ(爆) この山嶽党奇談前編では、鞍馬天狗姿になって神出鬼没にアチコチ現れてました。 悪徳?腰抜け所司代の脅迫。 仏師宅にも…典膳姿ですが不法侵入(笑) 極めつけは三島屋侵入。 石黒さん@清佐衛門。洋装に身を固め、構想に耽っているところ、障子に浮き出たイカシルエット…←違!鞍馬天狗。 引き出しから取り出した鉄砲を構えた清佐衛門はややチキンハート状態に見えましたが…←ソリャ怖いよね 最終的に世界的に見た日本国の憂いについて熱く語り、鞍馬天狗はその真意をさらに追及できず混乱に陥る。 この幕末における 「正しき世」「正しき道」とは 鞍馬天狗にとっても迷いを生むほど様々な思想に翻弄された時代であったことが見えます…。 ワープも調子づいて(笑) まだ鞍馬天狗は鉄砲アイテムを使っていませんが 山嶽党・三島屋ステージクリアでゲットするのかな(笑)←RPG感覚 まぁいろいろ不明です… 全てを掌握していて動かしている真の黒幕は誰か~←それが解っちゃったら後編の意味ないのだけど( ̄ー ̄) クライマックス。 近藤局長のバックアングル。 様になってますね。 背中で存在感と威圧感を表現できる役者さん。 カメラに向かって背を向けているのは役者にとってはストレスみたいなことを、映画「陰陽師」で同じような背中で演技する安倍晴明役、萬斎さんが話してましたが…。 「鞍馬天狗か」 「いかにも」 …やたら「イカ」というワードが気になるのだけれど(笑) 近藤局長VS鞍馬天狗 一騎討ちのシーンは短いながらも見応えあり。 山嶽党に周りを固められたふたり。 余計なことを語らずお互いに背を向けあって山嶽党との戦闘モードシフトチェンジはなかなか。 幕末歴史には疎いのでトンチンカンな感想ですが(お許しを)、解らないなりに楽しめる娯楽作品見応えあり。 またまた木曜日が楽しみでござるよ(^人^)

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