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東京でもようやく梅雨が明けたと思ったら毎日ウソみたいに涼しい日が続いています。 日頃外を歩く事の多い僕にとっては、涼しい事はむしろ嬉しいんだけど、沖縄生まれの僕にとっては眩しいばかりの太陽も恋しくなってしまうのも事実。 太陽 太陽といえば、大阪万博の「太陽の塔」は有名である。 その「太陽の塔」といえば故岡本太郎氏の代表作である。 その岡本太郎氏の代表作品の一つに「明日の神話」と題する大壁画があるのはご存知だろうか。 過日某テレビ局で、その「明日の神話」のお披露目を大々的に放映していたので記憶にある方も多いと思う。 この大壁画は「太陽の塔」の制作と同時期である1968年から1969年にメキシコの実業家から、新築ホテルのロビーを飾るものとして依頼を受け制作されたらしい。 が、その実業家の経営状態の悪化により、ホテルも未完成のまま壁画も取り外され、以来行方不明となっていたのである。 その後偶然にメキシコで発見され、日本へ移送の後修復を終えたのである。 実はこの「明日の神話」は汐留にある日本テレビの広場で大々的に公開されている。 そんな中、先日広島の友人と一緒に見る機会があった。 デカイ ともかくデカイ なにせ縦5.5メートル、横30メートルの作品なのである。 手持ちのカメラなんぞでは正面からは到底収まりきれない巨大さである。 話を聞いてみると、この「明日の神話」の副題は「ヒロシマ・ナガサキ」とされ被爆をテーマとしているらしい。 つまり原爆の炸裂する瞬間を描いた作品である。 たしかにこの作品には、むくむくと増殖する黒い雲や、業火に焼かれる人々、マグロを引っ張る第5福竜丸、壁画の外に逃げ出そうとする生き物達が描かれているのである。 圧倒的な迫力を持って見る者に迫ってくる壁画である。 だがこの作品は8月31日までは日テレのゼロスタ広場で公開されているものの、その後の設置場所が決まってないらしい。 これだけの大作の恒久設置場所が未定なのである。 信じられない話である。 実は友人の上京はこの巨大壁画の恒久設置場所として広島へ誘致しようという運動を展開するために上京してきたのである。 聞けば石原都知事も東京に設置したいような感想を漏らしていたらしい。 しかし しかしである。 この作品の副題、込められたメッセージを理解すれば、恒久設置場所としては、広島、長崎が相応しいのではなかろうか。 だが長崎には知り合いはいない。 こうなれば広島を応援するしかないのである。 広島誘致市民活動についてはコチラ 明日の神話のオフィシャルサイトはコチラ このブログのランキングは お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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