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カテゴリ:思想
本日の産経新聞産経抄に「靖国映画」騒動について、まとめ書きがある。
『李監督は記者会見で「刈谷さんは了承している。作品が成立しないよう働きかけられたとしか受け取れない」と反論した。まるで有村議員の「圧力」で変身したかのようだった。真に受けた一部のマスコミは「議員が圧力か」と騒いだ。ところが産経新聞などが刈谷さんに直接取材すると、刀匠自身が削除を訴えている事を認めた。しかも一年も前に試写を見て「出演依頼の際の趣旨と内容が違う」と、李監督に制作のやり直しを求めていたという。「利用された感じがする」とまで語っている。 「言った」「言わない」といった行き違いはよく起きる。だが、それならもう一度よく話し合うべきで、「圧力のせい」などと逃げてはならない。「靖国」のようなナイーブなテーマであれば、出演者のきちんとした了承を得るのは製作者のイロハであろう。(後略) この映画が上映中止の騒ぎを起こしたときにも、さも政治家の圧力のせいであるかのような報道があった。今回も「圧力」が独り歩きしそうだった。根底にあるのは何でも権力者を「悪人」にしておけばすむという戦後文化のさもしさである。 私は十一日のこのブログに書いた。 昨日の会見は日本ジャーナリズムが完全に中国の軍門に下った姿を現した。中国の野望に屈した御用ジャーリズムの末路は悲惨である。チベット救済の大義すら語りえない卑屈なるマスコミ。 靖国は神聖な場所と語るマスコミ右翼さえ将来の禍根にきづかぬ振りをする。 なぜに百人切りを容認するのか。 なぜに南京捏造写真を問題にしないのか。 本気で南京虐殺があったと信じている監督に真偽を確かめるよう語らぬのか。 それらすべてがノンフィクションとして提示され、国のお墨付きさえ与えられようとしているのに。 マスコミの世論操作と、その軽薄さを嘆いて 日本ジャーナリズムが完全に中国の軍門に下った姿を現した と書いた。このレベルであるのか。 さらにTVどこまで委員会で、右翼として登場した鈴木邦夫氏は「靖国」映画にほれ込み、政府の税金投入や、出演者の許諾問題、靖国神社がわの抗議に言及しない。情宣が気持ちいいなど、ソフトな右翼像をお茶の間に広げるのを任務としているが如き発言。私は右翼ではない一市井の民であるが、右翼の代表を出すなら、ここの指摘をすべきであろう。産経抄氏に見習うべきである。右翼氏が言論の自由をほんとに求めているならば。 かつて三十年前の「氷雪の門」の上映の事を覚えて見えるであろうか。ソ連による大々的批判を受け、相当映画がカットされた事を。あの悔しさ、屈辱を、鈴木邦夫氏も覚えているはずである。マスコミの無視に怒りを覚え、外国勢力に蹂躙される日本文化に危機意識を持ったのではなかったのか。私は問いたい。なぜ、批判精神を忘れ、刀匠のお気持ちを踏みにじるのか。 重ねて言う。税金投入問題、出演者の許諾問題に対してクリアーしなければ上映はされるべきでない。映画作成側は、一刻も早く出演者や靖国神社側と話して許諾に向けた誠意ある変更をすべきであり、青年会議所DVD映画の如く、資金返上すべきであろう。なぜ、しないのか、どうしても分からない。 マスコミが結果、刀匠という芸術表現者の生き様を否定していることに気付かねば、権力の濫用との批判を受けるであろう。 有村女史のメッセージを載せておきます。(ホームページより転載) 一部報道をうけて、真実をお伝えしたく私・有村の見解をご報告致します 参議院議員 有村治子 4月9日夕刻、共同通信配信のインターネット記事に私・有村のことが掲載されたことをうけて、明朝4月10日の朝刊各紙に本件が掲載される可能性がありますので、この際、記事に名前を出された当事者として、真実を明確に致します。 記事によれば、映画「靖国 YASUKUNI」の李纓監督が、共同通信のインタビューにて、「映画の出演を納得してくれていた刀匠刈谷さんの気持ちを変心させた。許せない介入だ」と怒りをあらわに訴えられ、「(映像)削除の希望(が刈谷さんから出ていること)は信じられない。どうして政治家がそこまで介入するのか」と話されているようです。 記事の見出しによれば、私・有村が刈谷さんの気持ちを覆したような報じられ方をしていますが、これは事実に反します。刈谷さんが今回の映画「靖国」において、刀を鋳造する自らの映像が、数々の他の映像と交錯させて使われることに、心外なお気持ちでいらっしゃることを私も人づてに聞いておりましたが、伝聞レベルでは、正確を期すべき国会質問はできないと考え、発信元である刈谷さんご夫妻と直接はじめて連絡をとって、ご夫妻の思いを確認したのが、3月25日です。 今日4月9日の報道をうけて、今晩(4月9日21時に)私が直接、刈谷さんご夫妻に2度目となるお電話をして、「李纓監督が、有村の電話によって、刈谷さんの気持ちを変心させたと主張されているので、それが真実かどうかお話ください」と事情を報告し、刈谷さんご夫妻からは、この李纓監督のご主張が事実に反する旨の明確な回答を得ています。加えて、今晩の電話での会話を公開することにも了承をいただいており、今後の展開によっては、この証拠となる音声・映像ビデオを公開する用意もあります。 また李纓監督の言葉として「刈谷さん夫婦は(本映画の出演に)納得し、『どこでも上映してください』と了承を出した」と本日の記事に報じられていますが、これも事実に反します。高知県の刈谷さん宅を訪問した李纓監督と中村さんに対して、刈谷さんご夫妻は「刈谷の名前と映像を除いてください」と明確に伝えられており、そのご夫妻の主張は、それ以来本日に至るまで一切変えていない旨も、今晩明言されています。 すなわち刈谷さんご夫妻は、そもそも、刈谷さんの名前と映像がこの映画「靖国」で使われることを承諾されておらず、ご夫妻の希望に反して刈谷さんの映像が映画に使われていることが判明してからは、一貫して、自らの名前と映像が本映画から除かれることを希望されており、この希望に対して、李纓監督側は現時点で一切応えていらっしゃらないというのが真実です。 私は、3月27日の参議院内閣委員会におきまして、「キャストとして名前が挙がっている刈谷直治さんは、この映画で自らの映像が使われることを承諾しておられず、自らの映像が削除されることを希望されている」という刈谷さんご夫妻の真の言葉を、事実としてご紹介したまでです。 本日の共同通信の記事には、「表現活動と政治との関係が新たな問題として浮上している」とありますが、私・有村には、刈谷さんご夫妻の気持ちを変心させる意図も働きかけも一切なく、刈谷さんもそのような認識が全くないことを今晩明言されているのです。 参議院内閣委員会という公式の、かつ、議事録やインターネット・報道によって一部始終が開かれた議論の場で行う質問のために、私は、人の伝聞に頼るのではなく、論点それぞれ原典に当たって、自らの論証を正確にしていくための精密な調査を重ね、事実を一つひとつ丁寧に積み上げた上で質問に臨みました。その一環で刈谷さんご夫妻の真のお気持ちを伺った自らの言動に瑕疵がないことを、信念を持って、神明に誓い明らかに致します。 と同時に、報道各社の皆様には、どうか引き続き公平な報道をしていただきたく、このように双方の主張が真っ向から異なる場合は、できる限り双方の事実確認をしていただければ、有難いと存じます。国政に身をおく議会人として、「真実に対して忠実でありたい」と常に考えております。 4月9日 23時30分記 (以上有村女史の声明) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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