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草莽の記    杉田謙一

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seimei杉田

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2008.04.23
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カテゴリ:思想
 祭政分離と税投入への感想

 公のために個を棄てる。かつての戦におもむかれた方々のお気持ちはどんなであったろう。国難迫り、最後の一戦と定めて、敵の真っ只中に切り込む。国の名誉と生存をかけてなくなられたご英霊に対して、その御霊を奉慰し、その気高き責任感と慈愛に万感の思いを持って報謝するのは、生き残ったものの、そして後を生きるものの責務である。

 靖国神社は各地の護国神社と共に、護国の鬼神となられた御霊のお名前を、未来永劫に顕彰する祭祀の地であり、静粛な霊地である。そこを聖地と定められたのは明治天皇。近代日本形成の時、戊辰戦役から大東亜戦争までの戦没兵士の御霊をお祭りするお社である。

 軍国調とは全く異質な、およそかけ離れた、静かで簡素にして厳粛な、しかも清浄な英霊祭祀の実際を体感していただき、喧騒に最も似つかわしくない場所である事を、すべてのマスコミ関係者に知ってもらいたいものである。

 当ブログにて、戊辰の役の賊軍側の御霊は祭られないではないかとの、反靖国の指摘があった。小沢一郎の主張もそうであった。西郷党の第二維新、西南戦争も同様。参拝は義務では当然ないし、参拝しない自由もある。個人的には祭っていただきたいが、国軍の顕彰という性格からは外れる。他の祠ではどうかとの希望はある。


 誤解を承知で。

 東照宮は家康に負けた諸大名の恨みの象徴なのかと問いたい。家康の顕彰はそれは当然奉賛者の気持ちであり、批判は当たらないのではないか。民間奉仕の神社であるし、祭祀反対の声は聞かない。同時に議論はあろうが、敵味方あわせて祭る祠が靖国社内にあることも指摘しておきたい。

 日光東照宮などに文化財の保護なりの理由はあっても税金が投入されるのも是とすべきことである。

 他の寺社仏閣においても同様、文化価値の保全に税金が使われるのは必要なことである。靖国、伊勢神宮など神道関係にのみ税投入がなされないのは不思議ですらある。

 私教育にも現実、違憲であろうと公金が出されているのに。創価学会にまで公明党政治助成金として国税が使われているのは不本意であるが、国会での審議の結果であるため、認めざるを得ない面もある。

 東大寺の信徒にとっては信仰の場、国民にとっては貴重な文化財。この使い分けで国税投入をしているのですが、これも憲法をかいくぐる国民の知恵であろう。これらは、厳密に言えば「法治主義」に反するのかもしれないが、『法の支配』の範疇にあると解したい。

 しかし国会での審議が正しかったか、否かは別問題。「映画」の、審議会でのゴーサインは公表もされていないので、「密室」と批判されても致し方ないところではあるまいか。国会にて議論がなされるのを期待しておきたい。


  昭和の日 及び三ヶ根山慰霊祭について


 近代国家成立以来、様々な試練を経た日本は、大東亜戦争の悲劇を体験しつつも見事アジアアフリカ諸国の独立をなさしめ、、かつ世界の奇跡とまで賞賛される経済大国にまで到達した。世界で最も尊敬される国にまでなった意義を国民がこぞって再認識すべき象徴的日であります。
 常に国民を激励されたのが昭和天皇。明治大帝に劣らぬ有徳の天皇のご偉業を振り返るとき、その偉大さは比類なきものとして現下日本に燦然と輝くものです。東京大空襲、二度にわたる原爆被害を受け完膚なきまでに打ちのめされた日本を遂に守りきられた昭和天皇。深く敬愛仰慕の念を抱く日本人でありたいものです。

 平成生まれの小中高生には無論「昭和」の体験がない。「昭和」体験のなき世代にこの国がなしえた至宝の歴史と心を伝えねばならない。

 この日、三ヶ根山において二時から、祭礼が執り行われる。殉国七士の墓の前には、毎年地元や全国の方が200人ほどお集まりになる。ご遺族も参列される。

 陛下を偲び、国事に奔走されながらも東京裁判にてなくなられた方々の慰霊祭に謹んで参列したい。
 






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Last updated  2008.04.23 13:50:50
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