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草莽の記    杉田謙一

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seimei杉田

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2008.09.21
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カテゴリ:カテゴリ未分類
なでしこ隊・ドキュメンタリードラマを見る。

15才の少女達が知覧で特攻隊の世話をした現実の話。二十三日で百九名の特攻隊員を送りだした少女たちの実話である。

 こういう話を見聞きするといつもなみだが流れて家族に笑われるのであるが、今回は誰もいないところでビデオを見た。
 戦闘機が圧倒的に不足し、その中で敵に被害を確実に与えるにはと悲しくも海軍が取った決死の作戦。特攻。

 零式艦上戦闘機に積載上限一杯の250kg爆弾を積んだ上で、操縦者諸共体当たりすることにより命中率をあげる。
 愛知県出身の久納好孚中尉がその先駆けであったとされる。後、海軍の敷島隊、零戦六隊長:関行男大尉が、突入に成功、米護衛空母「セント・ロー」を撃沈の戦果をあげる。本来ならば十月二十一日に出撃して帰らなかった久納好孚中尉が先で、 十月二十五日突撃した関行男大尉が二番手に成るとされるが、海軍がその魁たるべしと。関大尉を第一とする。

 しかし私はスマトラからカーニコバルに向かった丸川隊の阿部信行中尉を以ってその魁とすべきであると思う。
十九日昼十二時半、「スマトラから丸山隊十一機救援に向かう」と無電、見事空母に体当たりし轟沈したのは朝鮮総督阿部信行大将のご子息阿部信弘中尉。阿部編隊の三機がそれぞれ目標を選んで完全と突入。(57期 尾関猛氏)証言「カーニコバル島の防御戦闘」より。おなじ「作る会」の大先輩。刈谷市。 ...

 大西滝次郎氏は生還を全く見込めない戦法を自ら「外道の統率」であると認識していたが、アメリカ機動部隊の航空戦力を一時的に麻痺させることはこれしか選択の道がなかった。

さて、なでしこ隊,このドラマについて。

 大戦末期、薩摩半島の小さな町・知覧は、特攻作戦を実施する秘密基地。知覧高等女学校の女学生たちは、特攻隊の兵士への最後の奉仕を命じられた。
 「なでしこ隊」のリーダー役だった、永崎笙子(旧姓・前田)さんは、当時を振り返りながら、様々な体験を語っている。其の言葉一つ一つが実に丁寧でこれがやまとなでしこの言葉かと声を聞くたび感じ入った。誠意あふれ、心からの思いやる言葉である。こんな言葉を使える世代が果たして教育できるのか。現代の人々が、これほど美しき大和言葉を使えるようにはとても思えない。
 教師の夢をいだいて、最後に黒板を使い、たった一人に向かって授業する特攻兵。最後に桜の枝を渡され、女学生にりりしく敬礼し、「前田笙子殿、行ってまいります」本島桂一氏。二十五歳。

 特攻隊の最期の瞬間。家族や恋人にも知らせることが出来ず最期を迎えなければならなかった特攻隊員たち。彼等の心中は色々な思いが交錯していた。そこには、家族、そして恋人への尽きぬ愛があった。「会いたい。話したい。無無性に。今後は明るく朗らかに。自分も負けずに朗らかに笑っていく。行ってきます。」結婚式の予定日に召集。恋人千恵子さんに宛てた手紙を託し飛び立つ青年。

 愛する人を家族を、そして無限に粒いていくはずの自分の命を今ここで絶たねばならぬ表しきれない思い。

 ただ隊員を見送ることしかできない…そんな無力感に苦しむ笙子を、母親代わりとして、支えたのが鳥濱トメさんだった。軍の指定食堂を営んでいたトメは、特攻隊員たちを息子のように可愛がった。隊員たちもまた、そんなトメを慕い他の誰にも言えない思いを、トメだけには話したという。
 
立派な慰霊の施設が出来ている。まだいけていない。
是非知覧にも参拝に行きたい。
 
 彼らの家族、国を思う、其の思いに、いのちある我らは必死に感謝し生き抜き活動しぬかねば申し訳ない。そんな思いを新たにした。

 
 





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Last updated  2008.09.21 12:38:49
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