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今日東京裁判の正統性を語る法学者はほとんどいない。戦争勝利者による復讐裁判にすぎぬとの認識で一致を見ている。
しかし東京裁判は中学校ではどのように教えられているか。採択が最も多い東京書籍版教科書は、問題の多い東京裁判を、全く正当なものであったかのように教えているのだ。 以下、ともに是正を目指す友のレポートより引用。 東 京 裁 判 東京書籍版教科書の東京裁判についての記述は、以下の僅か36文字しかない。 「・・・・、戦争の責任があるとされた軍人や政治家が国際軍事裁判にかけられ(東京裁判)、・・・」 しかし教師は指導書によりこう教えるべきとされる。 「学習資料(3)から、東京裁判の様子について理解する。」として、以下の記述がある。 学習資料:(3)国際軍事裁判(東京裁判) 連合国はファシズムの復活を防ぐため、戦争犯罪人を処罰する方針を固めた。戦争犯罪容疑者が逮捕され、A級戦犯28名が起訴され、東条英機・広田広毅ら7人が絞首刑、木戸幸一・小磯国昭ら16名が終身禁固、2名がそれ以下の禁固という判決が下った。最大の問題は、天皇の戦争責任をどう裁くかであったが、アメリカ政府とマッカーサーは、天皇を訴追すべきだとする連合国内とアメリカ国内の世論を無視して、日本の占領統治には天皇を利用すべきだという判断を固めた。結局天皇と財閥関係者は訴追されなかった。 指導書引用以上 東京書籍指導書は、東京裁判の最大問題が天皇の戦争責任と言っているが、本当であろうか? また、「連合国内とアメリカ国内の世論を無視して」と書き、“国際世論”は天皇に責任があるとしていたかのように、生徒に教えようとしているが、当時、連合国の世論なるものが調査・公表されていたのであろうか。そもそも、スターリンのソ連や蒋介石の中華民国などの独裁国家に、世論などあるはずがない。東京書籍指導書の編集者は根拠なしに、連合国内の“世論”なるものを捏造したとしか思えない。 更に、天皇に戦争責任があったかの如く印象付ける意図が見える。旧憲法第55条「国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責に任ズ」とあるように、大臣が責任を負う。だから訴追された被告人の中に、天皇の責任に言及した人は一人もいなかった。 以下の点は記載すべきである。 一、 「平和に対する罪」で国の指導者を裁くことは国際法の歴史にはなかったこと。 二、 パール判事が無罪を主張したこと。 三、 パール判事の主張の公表が禁止され、日本人に秘密にされたこと。 東京裁判の国際法上の正当性を疑う見解もあり、東京裁判が絶対のものではないことを明示すべき。東京書籍は、この東京裁判について問題点を一切指摘せず、「東京裁判史観」など、世の中で議論されている東京裁判の是非について、生徒たちが考えるべきヒントが何も示されていない。 レポート引用以上 法の不遡及について何も語らず、東京大空襲や原爆投下により、非戦闘民が大量虐殺されたことすら裁判において指摘されながら却下された事実など全く触れられていない。日に国会で全会一致で「戦犯」の否認がなされたこともしら内ですごす。これで習う生徒たちは東京裁判の問題点が全く理解されずにいく。感受性の高き、良心的生徒ほど、知らず知らずのうちに日本断罪の意識を持たされる。 戦前が悪に染まった世界で、軍人が邪悪な殺人鬼、憲兵が国民弾圧者としてイメージされ、天皇に対する敬意を失わされていく。 ここはデイベートさせてでも生徒に考えさせて、客観的認識を持たせなくてはならない。 教科書の是正は韓国でも始まっているという。少しはましになってきたようだ。日本だけがパール判事すら教えずに行くなど、全くもってありえない。 教科書是正は早急に目指さねばならぬ。 【お知らせ1】 建国記念の日岡崎奉祝祭にご参加を 日時 二月十一日 午前9時半より十二時まで 場所 岡崎市せきれいホール会館 (市役所東) 内容 式典 記念講演 「建国に寄せて 」 講演者 全国日本青年会議所会頭 池田佳隆氏 城西高校太鼓 日本舞踊などのアトラクションあり 主催 建国記念の日岡崎奉祝会 会長 小田貞雄 (岡崎市総代会連合会長) 入場無料 奉祝祭は岡崎市長はじめ国会県会市議会代表者をお招きし毎年開催しております。市民こぞってこのよき日をお祝いいたしましょう。ぜひおさそいのうえ、ご参加をお待ちいたしております。準備にお越しいただける方は8時半に現地集合となります。 なお愛知県下では豊橋公園にて午前9時から,名古屋も午後一時より奉祝行事が市民参加で開催されます。 【お知らせ2】 浜松での田母神先生講演会の日時最終決定。 3月6日(金)の夜 おそらく6時半ころからではないかと思います。立派な団体での企画でありますのでご期待ください。詳細が決まりましたら担当の方とご相談の上、当ブログまたは主催の会の案内でのお知らせになります。 全国での講演会開催を強く望みます。開催希望の方はメールでお知らせください。 seimeijuku@proof.ocn.ne.jp なお2月28日は岡崎にて昼一時より 夕刻6時半より名古屋にて開催です。以下案内。 日本の近代教育について考える 講演 田母神俊雄氏(前航空幕僚長) 対談 田母神俊雄氏・若狭和朋氏(歴史研究家) 田母神論文を巡って揺れる日本の戦後史観について、 一体真実は何処にあるのか、何が問題とされているのか、 一連の問題収拾は適切であったのか、政府見解の「村山談話」に誤りはないのか・・・更に、今日本に必要なリーダー像が大きく問われてきています。指揮官に今何が求められているのか。この機会に考えるきっかけになればと、有志が集まりこの会を開催することとなりました。 当日は、前半田母神氏にご講演戴き、後半は若狭氏を交えパネルディスカッションでこの問題に迫りたいと思います。 慌しい時期ではありますが、是非、足をお運びいただけますよう、お願いいたします。 日時:平成21年2月28日(土) 正午開場 1時開会~3時閉会 会場:円福寺 多目的ホール 参加費:1,000円 会場詳細: 電車・バスでお越しの方 ◆名鉄東岡崎駅→三河上郷・東名岩津・奥殿陣屋・足助行き「岩津天神口」下車 (約25分) ◆JR岡崎駅→三河上郷・東名岩津・奥殿陣屋行き「岩津天神口」下車(約40分) お車でお越しの方 豊田インターより 約20分、 岡崎インターより 約15分、 豊田東インターより 約5分 国道248号天神橋東交差点(角にジェームス、岩津ショッピ)を東へ20メートル。公衆電話ボックスのある石の大きな門柱のある参道よりお入りください。また足助街道(旧道248号)岩津町交差点(角にエネオスGS)を西へ同じく参道より境内地へ、敷地面積約三千坪ですので、駐車場の心配はあまりいりません。 問い合わせ(岡崎会場) 090-8554-0817 申し込みFAX 0564-53-8607 またはメールにてseimeijuku@proof.ocn.ne.jp (お手数ですが予めFAXまたはメールでお知らせ下さい。) メールでお申し込みの際は【お名前、ご住所、所属団体名、同伴人数、電話番号】を必ずご記入の上お申し込みください 。400名を超えますと立ち見となりますのでお早くお申し込みください。 なお名古屋会場は同日、夕刻6時半より鶴舞公会堂にて。拉致家族会の増元事務局長、特定失踪者の荒木教授をお呼びいたします。 申し込み受付は担当が「若宮会講塾」さんになっております。HPをお開き頂き申し込み用紙をプリントいただくことができます。 なお、1月25日(日)には徳島にて開催されます。受付は「徳島の保守」さんのHPをお開きください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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