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北朝鮮に拘束され昏睡状態で解放された米国人の拘束理由がなんと金正恩氏の写真掲載新聞で靴を包んだが故と、毎日新聞が報道。スパイ行為でも犯罪行為の被疑者でもなき青年を全く理不尽な理由で処断したわけである。異常な北朝鮮官憲の意識はまさに野蛮人のそれ。こうした人権無視・狂気の国家にはいかなる妥協も許してはならない。 確かに文化の違いの側面もあろう。北にとっては忠誠の対象としての労働党委員長。その写真を載せた新聞も信仰対象なのであろう、その新聞紙を靴の包にするのは不注意というべきが北の常識。もし現代の日本人でそれをしないと意識しているものはと問えば、心もとない。万が一陛下のお写真が載る新聞であった際、それを一般新聞と区別して扱う日本人は多くて1割ほどではなかろうか。これも悲しいことではあるが。 「コーラン」を無碍に扱った異教者に死をもって贖わせる狂信者の世界同様、北には狂気が渦巻いている。 南北朝鮮の方と出会う際には新聞に限らず、あらゆる面で十分留意すべきことである、 北の常識は異常すぎるが、かといって世界に出かける際。思い込みによる勝手な理屈、日本の常識で対処はできないこともしっておかねばならない。言論の自由が保障されている国はごくわずかなのであろう。日本人は軍や国家に関して世界の常識が大きく欠如していると言わざるを得ない面がある。特に法治主義の希薄な国などでは李下に冠を正さぬ意識が必要。 チャイナでは経済人が資産を投げ捨てて夜逃げしてこなくてはならなかった話もよく聞く。チャイナで現地法人の要請でボーリング作業に従事した技術者が何人もスパイ罪容疑で拘束されてもいる。非常に危険なことである。とはいえ内政干渉の壁により彼らはやりたい放題。 これを正すには、野蛮国を法秩序の世界常識の場に引き出すしかない。 チャイナに関して、彼らのなした大虐殺。ジェノサイドの例の一つに南モンゴルでの虐殺行為がある。地上から消えた南モンゴル国家。今は内モンゴル自治区との名でチャイナの支配下に置かれている。しかしそのモンゴル人虐殺の国家犯罪はいまだ国際社会ではほとんど認識されぬ現状。ウイグル然りチベット然り。ウイグルの独立運動デモが9日にも東京でなされ、ある程度その悲惨さは日本人の知るところとなっているが、南モンゴルの悲劇はほとんど知られていない。 この是正のために、南モンゴルでの虐殺をユネスコ世界記憶遺産に登録しようとする運動も始まった。道義国家日本に生きる国民は理不尽に失われるアジアの民を守る活動に理解を示さねばならないだろう。それを通じて日本人が軍事や民族文化に関する国際常識を身に着けることも可能。祝日に国旗が上がらぬ国家から脱皮もできよう。アジアの民への共感を持つことが日本人の自覚を高めもする。 決して他人ごとではない。アメリカ青年に限ったったことでもない。海外に出かける旅行者の被害を最小限に食い止めるためにも、日本人は世界各国の文化や国家意識に敏感にならねばなるまい。人前で化粧をする感覚は日本では許されようが、世界では身を売る合図。性被害の原因となっていることに親は築かない。日本では安全な行為が世界では危険極まりない行為であることは多々ある。とりわけ軍事や歴史意識国家意識や麻薬などでは日本はあまりに非常識すぎるきらいも。今回の元首への無関心も時に死につながる重大事件となる。 米国のモンロー主義への回帰の時代を迎えた今、国防を疎んじて済まされる時代も終わったことに早く気付くべきであろう。
正恩氏写真掲載新聞で靴包み拘束か 死亡米大学生 毎日新聞2017年6月23日 16時39分(最終更新 6月23日 17時30分)
北朝鮮に拘束された米国人大学生オットー・ワームビア氏(22)が昏睡状態で解放された後、死亡した問題に絡み、韓国の拉致被害者家族でつくる「拉北者家族会」の崔成龍代表は23日、ワームビア氏が靴を朝鮮労働党機関紙の労働新聞で包んでトランクに入れたことが発覚し、拘束されたとの情報を平壌の消息筋から得たと明らかにした。 出国予定日にホテルの部屋で荷物をまとめた際、靴を包んだ労働新聞に金正恩・朝鮮労働党委員長(当時は第1書記)の顔写真が掲載されており、靴の土が紙面に付いたとして激しくとがめられたという。(共同)
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Last updated
2017.06.25 12:09:20
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