草莽の記　　　　杉田謙一

朝６時半に家を出て名古屋の平和公園にある陸軍墓地の清掃に参加する。いつもはこの時間三ヶ根山の清掃日でそちらに行くのですが、今日はご無礼して名古屋陸軍墓地清掃に友と参加した。主催は愛知県郷友連盟。参加者はおよそ５０名ほど。昨年は土砂降りの雨の中で実施しましたが今回は青天。隊友会の皆さんや海交会、自衛隊０Ｂ等幅広い会の皆さんがご参加くださった。９時より開始。ゴミ収集車両も来てくれており、一気に進む。

顧問に就任くださった南部県議も作業に入ってくださる。三ヶ根や豊橋の陸軍墓地清掃につき案内をする中で、護国神社に参拝する議員団の結成を要請したところもうすでにあるとのことであった。自衛隊の現職有志も多く参加してくださり非常に心強い。九州での豪雨被害救援活動の話をなされた隊幹部のお話を聞き、厚さにへばり気味の自分を恥じた。

ここには万国英霊の碑がたっている、ロシアやドイツ兵をも祭ってある碑である。大東亜戦で、米軍は自国民の遺骨を必死に収容したが、敵兵である日本人の骨は生き埋めしたり上に道路を通して収容できなくしてあることを指摘成された方も見えた。そう、シベリア抑留時の日本人の墓もその上にロシア人の墓を建てて日本人の遺骨を掘りだせなくしていることを思い出す。こうした非道をなす欧米諸国の価値観と比べ、戦が終われば敵兵をも友とし、敬意を払って袴で儲けて慰霊している日本人の価値観・明治の道義心の気高さを改めて思う。そう、豊橋陸軍墓地の清兵供養墓の存在も同様の精神の発露でしょう。国防の最前線に立たれる自衛官の有志がこうして英霊のやすらけきを願って草取りに励んでくださることにうれしさを覚えた。明治の精神が「隊」に受け継がれていることを再確認できた貴重な体験の日となった。

終わって友ら６人で喫茶店で今後の打ち合わせをなす。８月４日には４人で金沢の大東亜戦争聖戦碑前での慰霊祭に参加することに決する。

帰りてネットを見る。東京でのデモの記事が載っていた。ダイチン氏らが必死に訴えてくれている。

「ウルムチから１万人消えた」「拘束ウイグル人を返せ」　在日ウイグル、チベット、モンゴル人らが中国大使館に抗

　日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット会長（５３）らが８日、２００９年７月、中国の新疆ウイグル自治区のウルムチでデモ隊が虐殺された２００９年ウイグル騒乱（ウルムチ事件）に抗議するデモを行い、中国大使館前で「ウイグル人への虐殺をやめろ」などと訴えた。

　東京・六本木の三河台公園に集まった約６０人のデモ隊が中国大使館に向けスタート、六本木の人々に連帯を訴えた。途中、「ウイグルに自由を」「中国はウイグル人への虐殺をやめろ」などとシュプレヒコールを上げて行進した。行進には、中国に弾圧されているチベットや南モンゴルの在日外国人も加わった。

　南モンゴルクリルタイ（世界南モンゴル会議）幹事長のオルホノド・ダイチンさん（５０）は「我々モンゴル人も中国共産党の弾圧、虐殺を受けてきました。これはただの人権問題ではなく、民族差別なのです。こうした中国共産党と仲良くしようとする国、企業を批判していく」と述べた。

　トゥール・ムハメットさんは「２００９年７月５日から６日未明、ウルムチで中国当局は平和的なデモを行った３千人くらいの学生と１万人の支援者を拘束した。ウルムチの街から１万人が突如、消えたのです。これは東トルキスタンを中国が占領してからの６８年間で最も大規模な虐殺、弾圧です。無念の中、亡くなった人たちを代弁し、日本の皆様とともに世界に中国の蛮行を訴えたい」などと訴えた。　　　産経引用以上。

是非支援しなければ。課題ばかりだが、前に進まねば。明日は岡崎学習会夕刻６時からです。