草莽の記　　　　杉田謙一

かいもちひせむとした僧侶たちが起きなさいと呼んだのだが、小坊主は寝たふりをしているので、気を使ったある大人の僧侶が、「かわいそうだから起こすのはやめておきましょうと語り、ならばと起こさずに置いた.

 時間をおいてまの悪い時に小坊主は返事をしたとの話がある。

この小坊主は今度呼ばれたら返事をして牡丹餅にありつこうと思っていたのに、どれだけ待ってもその気配がないため終わりがけになって「ハイ」と返事をして起きだしたわけ。

　子供の知恵を思い、大人は笑って済ませたのだが、「なぜ起こさないのか」と文句をいたかもしれない。

恥という概念無き小坊主だから「笑い話」として今に残っているが、これが恥概念無き大人だとしたら世間はどう見るか。

　いた、共産党さん。あれだけ米国非難をなし、安保非難をしてきたにかかわらず、歓迎会に呼ばれないことを非難したブログを書いた党代表小池氏。

　歓迎晩餐会に呼んでくれなかったと文句を言っているようです。

　宴席に共産主義者を呼ぶ？本気で言っているとしたらうぬぼれも甚だしい。いったい共産党に歓迎ができるのか。

やはり小坊主並みの恥意識など、お持ちではないようだ。