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秋篠宮殿下の大嘗祭費用に関するご意見が表明された。国民の負担を少なくしたいとの思し召しと拝察するが、皇位継承にかかわる重儀でありますゆえ、大嘗祭の実施に関しては国民の代表たる国会で審議にもとづく予算計上に基づき粛々と実施されることが好ましきことであると私は思う。 例えば東大寺や他の国宝とされる神社仏閣にあるいはキリスト教や諸宗派の運営する高校や大学にその宗教性を理由として公金の投入を止めれば、大学や高校などは存立できえなくなる。宗教性があるからと私学助成を止めたり国宝としての建造物の維持修繕への公金支出をたてば、国民財産の散逸を止めることは不可能でありましょう。それでも私学や寺社はお布施や協賛金を手にして維持することはできようが、基本皇室への資金献上などは許されぬこと。これが許されれば民間は売名を意図して献上金合戦に陥ろう。これでは、国宝以上の重儀です。資金のあるなしによらず全国民が等しく、税の多寡、奉納金の大小にによらずに祝意を表すことのできるものが税金での実施と言えまいか 大嘗祭は単なる祭礼にあらず、日本文化の根幹を定める重儀であります。 国民こぞって平等に皇室との関係を保つためには公金での実施が好ましいのではないでしょうか。
産経に大原康男・国学院大名誉教授(宗教行政論)の話が載っていたので引用。 「政府は来年の大嘗祭について、平成度の前例を踏襲することを決めている。前回は政教分離の観点から大嘗祭の違憲性を問う訴訟も起きたが、原告の訴えはことごとく最高裁で却けられた。皇位の世襲は憲法で定められており、皇位継承儀礼も公的な性格を有する。国費を節約し簡素化を求められたご発言はありがたいものだが、大嘗祭に限らず宮中祭祀は国家国民の安寧慶福を祈るもので、一般の宗教とは同視できない。したがって、大嘗祭は国費で行われるべきである」 引用以上
大いに同感であります。
昨晩豊田に国旗作成のための諸作業一式を届けた。 岡崎商工会議所より創業30年の顕彰盾を持ってきていただいた。永年継続事業顕彰規則に基づき顕彰いたしますとの文字が刻んである。 平成の御代とわが社の歴史が重なることは不思議なる縁でもあります。 また、ブログを書き始めて丸10年。今現在で1998254人がのべで見てくださった。もうすぐ200万の大台になる。 つたないことしかできていないが日々の積み重ねが今日に至った。心新たに社業にも研鑽を積みたいものです。
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Last updated
2018.11.30 14:52:16
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