草莽の記　　　　杉田謙一

朝三ヶ根に参拝に行き、花を活ける。皆さんの温かい心で七士墓霊園にあるすべての慰霊ににすでに立派な花が活けてある。主に白い菊でありますのでオレンジや赤紫などのカラフルな色の花を小分けしてお供えした。

さらに三段目の土地の現状の写真を撮る、西尾市より、土地をお借りしているため土地の現況を知りたいとのこと。急ぎプリントして西尾市の財産課に提出した。

西尾市秘書課に先の陛下御即位三〇年の祝賀記帳の様子をうかがう。

三日間の記帳日を設けて凡そ一六〇名ほどが記帳くださったとのこと。

さらに五月一日の御代替わりの署名についての予定を伺うも、まだ期間も場所も決めていず、県や国との動きに合わせて行うとの予定らしい。

岡崎に戻りスーパーなどに御代替わりへの取り組みを要請。とある自動車販売の会社は先の陛下御即位三〇年奉祝の日には国旗掲揚の指示があったので今回もそれｇは出るだろうとの話。

某スーパーで店長に聞く。本社から黄白の饅頭の配布の指示。
四月末から大々的な特売チラシを毎年うつがそこに御代替わりの慶事を載せるのではないかとの予測を語ってくださった。国旗掲揚や幟・垂れ幕の準備を要請したが本社の指示がなければできないとの返事である。

ここまでくると地域での要請では不可能で、本社決済、本社経営者トップの見識が問われる行為。平成の財界・企業トップの見識が奈辺にあるのかを思うと前途多難。ですが、まだ中小の会社や商店街などでは心意気のある企業もありましょう。要請だけは続けていきたい。

交通事故にあった母への見舞が加害者側からあった。減刑嘆願書を出してくださり感謝しますとの言葉をいただく。どれだけ考慮されるかは検察官の判断でありましょうが、この世に戻ってこられた母の本音であり、私の希望はもしうれしく思われるなら五月一日には国旗掲揚をしてほしいと語る。母はあきれていたが。

まあこれもご縁でしょう。我が通信を渡す。