草莽の記　　　　杉田謙一

朝、家の菊の苗を株分けし、三ヶ根に運ぶ。畑作業をしながら菊を植えていく。小花ですがうまく根つけばきれいな一角ができるはず。作業は４時までで１０平方ｍほど完成。

今日は参拝者がことのほか多く低学年のお子様には令和記念の布製小旗をさしあげる。畑づくりに集中していたので参拝者に殉国７士の説明はあまりしなかったが、漏れ聞こえる親子の会話はやや残念なものも。

殉国７士の英霊に対しては戦争を命じた人らで他の慰霊碑はその戦いに連れて行かれて亡くなった方の者だよとお父さん。

こうしたイメージで子供に語られているのだ。

戦後教育を受けてこられたお父さんにとってはサンフランシスコ平和条約後に衆参両院で全会一致で「戦犯」撤回決議がなされ、犯罪者ではないことが確認され遺族年金などもすべて国から出されていることなどお知りになっていないようだ。

さらに一般国民への原爆や都市空爆が国際法に対する重大な違反行為であることも認識されていないし、東京裁判においても審議されていないこと、つまり東京裁判は戦勝国による敗戦国への復習裁判にすぎないことも、意識に登ってもいないご様子。

戦後教育を是として疑問を持たれないまま令和の時代に入ってしまっている。

昨日記載した元ＮＨＫプロデューサーで武蔵大教授の永田浩三氏並みの認識で止まってみえる。
これは由々しき問題だと思いましたが、まさかお子さんの前でお父様にお話しするのもメンツの問題があろうし聞き流しておいた。親が子に歴史をかたることはすばらしいことですので。

嘗ては学校教育でいかに反日教育がなされても、家庭内にては戦争体験者がお見えで歴史観は是正されていたように思う。

我が家でも叔父が軍人でしたので米国の非道やシベリア抑留のソ連の非道などを聞き知っていたし、陛下のご聖断も知らされていた。学校の先生はそのように言うしかないことも。ソ連のソフォーズコルホーズ、チャイナの人民公社賛美も共産主義的な平等感で農地の払い下げである農地解放も弊害の多きことを聞いていた。

勤労意欲の低下が経済をダメにしたことなど。土地を払い下げられた家では道楽息子が遊びに金を使い結局もらった土地を売り払っただけなどの例を聞いていたから、歴史教育には多く嘘があることは知っており家庭で修正されていた。しかし軍体験者がいなくなった時期には大学までマルキストがはびこりマルクス経済学が必須となって、家庭での修正が聞かない時代を体験してしまった。学生運動の熱狂は連合赤軍にまで行きつくことになる。

　教育基本法の改正まではその反日教育の流れが続いており、ものを冷静に考えない日本人ばかりになっていたともいえよう。

まだテレビや新聞にはいまだにその流れがあるにはあるがネットの世界が開け、週刊誌の世界では玉石混交ではあるがまともな意見が載ることも多くなってきた。

今日のお父さんのようなご認識の方がまだまだ多いのではありましょうが、東京裁判史観につかり切る方は相当減ってきたのは事実。まだ是正には時間がかかるで在りましょうが。しかしこれも時間の問題でありましょう。

「令和はいらぬ」発言に司会者がどう対応されたかにもよるが、まったくお粗末な会。

来賓に対してヤジを飛ばす集団が、護憲勢力なのか。こ記事を候われた見て多くの方がこう思ったのではあるまいか。

メンツをつぶし、来賓非難をするような護憲派集会とは手を切ったらどうか。当を代表して参加された玉木氏に党幹部のプライドがあればの話ではあるが。

　代議士が国会で議論することを放棄してそれで給料をもらうのは詐欺的行為ではないか。

　政治不信を招くような野党の対応はご免こうむりたいものだ。

北がまたもやミサイル発射。野党は対応策を提示すべきである。

夕刻、さすがに地元の中心地に草が繁茂しているのは放置できず草取りに小一時間かける。

　明日は豊橋公会堂にて令和奉祝式典が１０時より。朝８時から夜まで奉祝歌唱祭がありその途中が式典。その後に陸軍墓地清掃が１時より。

よって明日は三ヶ根作業には行けないでしょう。