草莽の記　　　　杉田謙一

朝０時、掃除道具と式服、その他、資料を積み込み急ぎ車を出す。今日８月４日は毎年恒例の大東亜戦争聖戦祭。金沢にて１０時半より。毎年準備で９時には現地着。一緒に車で出かける予定だったＯ氏が私の睡眠不足を気遣って行きは電車で行くから迎えは良いと前日に

連絡があったので、時間のゆとりはあったが、朝起きれないと道中何があるか不安でありやはり夜出。３５０キロの道のりを行くのに高速道では３時間余り。しかし到着があまりに早すぎるので下道で走り、世界遺産の合掌造りを見学してから現地に付く。

８時過ぎには護国神社に運営スタッフが集合されてテントはりや椅子奈良部など着々と準備をされていた。参拝を済ませて私は清水登博士の非の周辺を掃き清め樹木の剪定などを行う。この地で割腹自決された杉田智大兄の慰霊祭（昨年１２月）は私の母の事故のためこれなかったので特に入念に清めさせていただく。

　アパの元谷会長や田母神閣下、諸橋実行委員長はじめ西村慎吾先生葛目さん南田先生ほか、他そうそうたる皆様がご出席でお世話になっているお礼を申し上げる。

式典参列者は１５０余名でしょうか。

きびきびとした式典運営はさすがであります。私も玉串奉奠をさせていただき英霊の御霊に鎮魂の思いをささげる。愛知の恥ずかしき慰安婦像展示問題も昨日完全閉鎖の決定でとりあえず英霊の皆さんに御報告できたことは本当にありがたかった。英霊の名誉を汚すかかる展示が為されたままであったら玉串奉奠は申し訳なくとてもできるものではない。

３先生の篤き愛国のことばや代議士県議市議の皆様や西村先生のお話などすべてがわが心を揺り動かし、自分の日々の生活が恥ずかしくなることばかり。大いに反省をさせていただいた。

役員会で慰安婦像問題だけでなく陛下のお写真を燃やす動画映像の展示問題を知人に話すと皆さんびっくりされてこちらの方が大問題との言葉をいただく。この展示ブースも閉鎖となったと愛知に残る友から聞く。とりあえずは良しとしなくてはならぬが、この展示企画を作り上げ、直前の発表にとどめて実質上３日とは言え県民に見せた実績を残した不埒なる反日勢力の卑劣さには怒りは収まらぬ。展示敬意を追及することが明日からの重大テーマであると確認。

総会懇親会と行事は続くが、Ｏ氏を載せて帰宅せねばならぬため、懇親会はご無礼させていただき帰宅。

本日は豊橋での陸軍墓地清掃、名古屋での戦争展など日程が重なり不参加。しかし致し方ない。

展示問題の決着に向けて明日から取り組まねば。