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岡崎の悠紀のさとを訪れる。間もなく明治大正昭和平成の悠紀主基サミットが行われるため現状を伺いに。 明治は悠紀が山梨県甲府市上石田、主基が千葉県鴨川市北小野。大正は我が愛知県岡崎市六ッ美と香川県綾歌郡綾川町山田上。昭和は滋賀県野洲市三上と福岡県福岡市早良区脇山。平成は秋田県南秋田郡五城目町石崎大分県玖珠郡玖珠町山浦であります。私およびともは明治の悠紀主基の地以外は伺ってきました。 昭和から平成の御代代わりの時には大正天皇の岡崎、そして野洲市での御田植の取り組みだけではなかったかと記憶するのですが、平成の時代に多くの地で悠紀主基の御田植祭りが復活でき、今日を迎えるに至ったのです。大正天皇の悠紀主基の市町交流は平成元年より。岡崎の皆さんが香川に訪問。相互交流が始まったのでした。平成7年には80周年記念行事を挙行し両保存会が交流提携協定を締結。平成27年には100周年記念行事を秋篠宮殿下妃殿下の御なりをいただき開催。 私どもは有志で小旗8千本を用意して奉迎させていただきました。本年令和元年には岡崎市と綾川町が「斎田ゆかりの地交流提携」を締結するに至りました。 この日、今上陛下も岡崎の青い鳥に行幸下さり私どもは皆で作成した小旗を1万2千本用意して奉迎。奉迎者は1万7千名でしたか。残念ながら悠紀の里への行幸はならなかったものの陛下におかれましては、今日が御田植の日ですねとのお言葉があったと漏れ伺っております。 なお昨年の6月第一日曜の御田植祭りの日にはチャンネル桜から葛城さんらのクルーや村田春樹先生ご一行の皆様に取材に来ていただき、全国発信をしていただきました。さらに八幡社にて夕刻所功先生の講演会を開催、この日を祝い、同時に全国サミットの開催に向けての活動の提起をいただきました。 関係者の皆様の常日頃のご努力、さらに今回のサミット実現に向けてのご尽力に心から感謝申し上げます。 なおサミットは今月9月21日(土)12時半より3時半まで明治神宮神宮会館にて開催されます。各地での芸能御田植踊りなどがなされる予定とのこと。入場は無料だそうです。 30年前の御代代わり時は敗戦後の初の大嘗祭。本当に大変な時でした。皇位継承儀礼の根本法令「登極令」が廃止され、どこまでが国事行為として成しえるか大激論の中での開催でしたので。定め無きことは登極令の定めの趣旨に沿って行うとしても、伝統破壊を目指す方が様々に主張される。裁判に訴える。となれば斎田をまもる立場の皆さんも不安を持たれたり委縮なされたりするのでは。こうした危惧が生まれる。これには伝統の力・実績により対処するしかない。こうした思いからのサミット開催、少なくとも私はこうした思いでかかわらせていただいてきました。その実現が間もなく。 こうした中、名古屋市豊田市などで開催されている愛知トリエンナーレ展示にて。皇室を貶める映像展示が。胆をひやしたとはまさにこのこと。大村知事は皇族の方々がお見えくださる際にも今回の両陛下の植樹祭愛知行幸の際にも、殿下や陛下のお供を成され喜んで先導してみえたのに、そのご本人が昭和天皇のお写真を燃やし踏みつける映像を芸術の名のもと、税金を使って県民に見せしむ。全くありえない対応をされたのです。抗議を受けて3日で閉鎖にはなりましたが、それでも反省の言葉すらない。掛値なく全く理解に苦しみます。 大切な祭祀大嘗祭が滞りなく行われますことを心より祈念致します。
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Last updated
2019.08.31 00:37:45
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