草莽の記　　　　杉田謙一

中学生のご父兄がとつぜんお越しになってお礼を言われた。お子さんの様子を遠くから見に、学校に行かれた際、「もしかして杉田先生の関係の方ですか」と声をかけていただいたという。不審者と思われたのではと心配なさったそうだが、お子さんのことを気遣って話をしてくれる教諭を知りほっとしたとのお話。ご父兄にとって初めて顔を合わせた先生だったそうな。

お子さんの心配事があって、私がそれを波立てぬように現職教諭に諮り善処をお願いしておいたことを今日その方がお知りになって私のところにいらっしゃったのだった。

明るい兆しが見ててきたと保護者の方から伺い、ほっとする。。学校現場は日々様々な課題に翻弄されて先生方も相当のご苦労をされている。保護者の方も学校には本音を伝えることに躊躇される場合がおおい。そのまま問題を見過ごせば、生徒さんの心の傷はいえることなく、人間不信・先生不信に陥り保護者の方は無念の心を抱き続けてしまう。

とりあえずは今回はお子さんがぎりぎりの勇気をだしてくれた。まだまだ解決には遠いでしょうがまずは第一歩。長い人生ですのでじっくり見て支えていきましょうとお話しした。

最も安全であるべき学校が苦痛の場所であってはならない。風通しの良い関係を作っておきたいものだと痛感する。

建国の件、

やっと諸資料が整い、ほぼ開催地の半数に配ることができた。明日は走り回って残りを配布する予定。夜９時過ぎに取りに来てくださった方も。感謝します。

何事もそうでありましょうが一つの行事を成し遂げるには大変なプレッシャーがかかる。毎日の通常講堂でもいっぱいなのだが建国準備はそれに輪をかけて多忙。じっくりものを考えている暇もない。

医者の薬も食後に一日３回服用のことと言われて渡されたがまともな最近食事は一日夜の一度だけ。いつ飲めばよいのか。まあ病は気から。よって建国までは持ちそうである。

あとは資金調達か。これが実に厄介。