草莽の記　　　　杉田謙一

明日は広島原爆投下の日。事務所に弔旗を掲げた。

人類最大の罪をなしたアメリカはいつになったらこの行為を政府として詫びるのか。
全く許しがたきことであります。
　
同時にまた明日も「過ちは2度と繰り返しません」と主語無き言葉が飛び交うのかと思うと情けなくなる。「敗北は二度と繰り返しませんから」と私は諸英霊に誓う日だと心得る。

母を乗せ、家でできたスイカを親戚に配る。

まだ元気そうだったから三ヶ根に連れていく。連日竹切をしていたがその竹を用いて花壇の縁取りをなしてある姿を見せると久しぶりにほめていただけた。しかし母は草が茂るのを見るとすぐに取り始めてしまう。百姓をやり続けてきたサガなのだろう。昼からは疲れてしまうのは目に見えているのに。

熱心に参拝くださる三重県からの方とお話しする。巨大な美術作品を寄贈くださった方の知人なのだそうで大いに話が合う。慰霊碑がきれいに保たれていることなどに感謝の言葉をいただいた。

資源ごみ回収。チェックが厳しくなったので私もプラスチック袋の中身を、持ち込み者とともにチェックをして汚れたものは燃えるゴミへと種別を見ていただく。何気なくプラスティックをお捨てになって見えた方も再分別を見て驚いて見えた。多くの方に正しく出してもらいたいものだ8時過ぎまで。

家の木々の剪定をなして枝葉をクリーンセンターにて処理。帰りにメイン交差点で四方向の歩道や交差点内の草取りを行う。わが町内の地番ではないが実質上わが町の表に当たる場所。四隅とも立派な、名のある店舗があるのだが、しかも店長に先回、草取りをお願いして合意をいただいていたのであるが、やはり関心がないようで残念です。

しかし街中を走るとこの暑さの中でもご自宅の前の草取りを熱心にされて見えるご老人をよく見かける。もう拍手喝采であります。こうした人の心を思えば頑張らねばと思う。やはり「人」なのです。人の心を動かすのは。しかしこの暑さ。さすがにへばってしまった。

帰宅。市役所に走り固定資産などの是正要請と我が家と隣の家との境界の是正を申請。お隣さんとの境界ブロックが我が家側に三角形の形状分が食い込んでいるのですが、その戸主がお亡くなりになった。息子さんはその事実をお知りにならない。今更土地について話すのもどうかと思われる。こうした話は面倒で、気まずくもなる。

よって市には寄贈をするから、その分の税金を我が家から引いてほしいとの要請。

しかし分筆して贈与するしか手がないとのことで分筆費用の方が税金より相当金が掛かると判明。まあ、そのまま税を我が家で負担する方が賢明と判断して寄贈をあきらめることにした。

リコール運動につき、各市で責任者を決めてほしい、事務局主催で集いを持ってほしいと再度要請するも、開始まではとても決まらぬ様子。各地に友がいても市が変わると集めることが出来ない、これは不利な条件。知人の受任者を各市に作らねば。

今日も岡崎で七名の陽性者が出てしまったという。チャイナの罪は果てしなく大きい。