草莽の記　　　　杉田謙一

朝１０時ころ四日市の森田大兄のお宅に詣で、外から大人の像を拝す。さらにお墓に参拝させていただく。

思ひを知るは野分のみかは

この訴えに「いやちがいます」と申しあげることができるのか、自問しつつ。

学生時代、それなりに人生の決断をしていたつもり、授業ボイコットを訴える民青自治会と対峙して友と自治会選挙に出て主張したり、反帝学評につかまり監禁を受けたり、自衛隊体験入隊された大兄を思って大学を退学するつもりで自衛隊に正式に入隊もした。自衛隊が憲法違反だとする長沼判決が出されて、もう隊の中で訓練を積んでいざというときには立つしかないと心に決めて、しかし自分には頭も友も胆力もない、大学で友を作らねば。

大学に戻って活動を再開したがやはり人間の出来が違う、士が決起された年齢の２５歳の時の自分は中学教師。京大闘争の応援に行った際の友Ｒ君がブント暴力集団に襲撃された際の失明を苦にして自決した時、私はその年度を最後に教師を辞し家を離れて民間活動を起こしたが体をぶつけて挑むべき憲法にひと太刀さえも浴びせることができなかった。

　大人が生きて見えれば「その程度で世の中が変わるか」と叱られるにきまっている。「怠惰をむさぼって何をしているのか」と、

　墓前に出向く資格すらないとは思いつつ、この一年の報告だけは申し上げてきた、

　

　三ヶ根に走り花壇づくりをなす、今日購入してきた芝ざくらは８００株。これを下ろしてまずは水やり。箱から取り出すとなぜか初回に購入した株の大きさと違いすぎる。社長に理由を聞くが梱包に立ち会っていないようである。明日回答があろう。

 

　５０メートルホースを２本皆さんからの支援金で購入できた、設置するとなかなか使い勝手が良い。一輪車とタンクとじょろで行う水やりの労力が激減するのだ、まことにありがたい。

 

夕刻５時から仕事その直前に今日の朝食をとる、墓参の緊張で腹の減ることすら忘れていた。

明日は朝一で三ヶ根科花壇の植え付け作業。

４じからだったか、関口先生顕彰祭の総括会議が安城にて開催。間に合わせて帰らねば。

  
中三生徒のナイフ殺人事件が愛知弥富市で、しかも学校内で起きてしまった、とんでもない事態である、
何が起きたのか、どこに原因があるのか、感謝の教育、使命観の指導が学校や民間教育でなされていないのではないか、教育関係者は教育の在り方に対して総点検をしなくてはならない。類似、同様の事件が決して起きないように最大の注意を払わねばならない、残念なことだが持ち物検査は必須でありましょう、教育に失敗はゆるされないのです、

東京書籍版の子供らの今年からの歴史教科書をみてみる、すぐに昨年と違う点を見てびっくり。平将門の乱の年号が９３５年から９３９年に変わっているではないか、ミスプリだろうと思ってネットを調べても理由がわからない。学者の見解の変更なのだろうか。
　そういえば英語中３文法で　ｈｅｌｐ　人　原形不定詞　がのっているから　ｈｅｌｐ　人　ｔｏ不定詞での記載はまちがいとする　との指導が某中学校であった。　原形不定詞は使役動詞のｍａｋｅやｌｅｔやｈａｖｅ　またｗａｔｃｈなど知覚動詞に使い　ヘルプは　ｔｏ不定詞から　原形不定詞使用の頻度が増えているとはいえ罰になってしまう理由がわからない。基本ｔｏ不定詞は未来（これから）、ｉｎｇは過去内容（以前に）のイメージがあり、同時性（すぐに）をイメージするには原形不定詞だと思うのだが、その使い分け説明もないまま教科書と違うのはすべて×との指導では英語も社会もみな生徒が嫌いになってしまいはしないかと老婆心ながら思う。
まあ英語は言葉ですからネイティブが使うか否かで決まるのでしょうが。
今チェックしているの歴史教科書表記だけですので英語はどうでもよいですが、

東京書籍版の歴史教科書はあまりに感心しませんね日本歴史への愛情が見られない、、旋回の検定では「日本の無条件降伏」表記を出版社に正してもらいましたが。