はかせ鍋

いつもの朝。 子ども達を送りだして、出勤まであと１時間というとき、無性になべが磨きたくなる。 私が愛用している「はかせ鍋」というやつ。 いわゆる保温鍋なんだけど、その見た目がなんとも不格好。 （ずんどう鍋がスカートをはいている感じ。田舎娘っぽいところがキュート） 昨日はこのお鍋で、沖縄を思い出して豚バラ肉の煮物「らふてー」を１キロ分も煮たのだった。 煮込み料理も１０分ほど火にかけてあとは蓋をして放っておけば、お肉はとろとろ。 本当に重宝しています。 しかしこの「はかせ鍋」くん、もうすぐ１０年選手となる。 酷使に耐え、ほとんど黒くすすけてしまっているお姿を見た時、ふとからだの奥に熱いものを感じてしまった私。 次の瞬間、磨いておりましたね。 せっけんと重曹と歯ブラシで一心に。 いつもありがと。「はかせ鍋」くん。 でもね、ほんとう言うと、もうひとまわり小さいサイズが欲しいの。。。 と、つい本音をつぶやいてはまた胸を傷めてしまう私。。。（朝からなにやってるんでしょ～か） さて今夜は何を作ろうかな。