カテゴリ:せいなるくらし
「タントラライフ」の著者であるラダ・C・ルーリオが来日している。 昨日、会いに行ってきた。 本を読んだのはずいぶん前だけど、ぜひお会いしてみたくて。 本の中では「情熱的なおてんば娘」というイメージだったけど、実物の彼女は、静かで落ち着いた素敵な女性だった。 まなざしがあたたかくて慈愛に満ちていて、印象的。 「私の本の、どこが印象に残っている?」 ときかれてすぐに答えられず。 しばらく考えて思い浮かんだ答えは 「ダンスしているところ」 最後のほうで彼女が、和尚といっしょにダンスする場面が私はとても好き。 人の目を気にしてみじめな自意識でいっぱいだった彼女が、ダンスに溶け込んで自分のエゴを失っていくシーン。 「あなたはダンスしている?」 ときかれ 「いいえ。まったく」 と私。 「最後にダンスしたのはいつ?」 「・・・たぶん思い出せないくらい昔だわ(笑)」 「あなたにはダンスが必要だと思うけど。 あなたと、あなたの家族には。 生きたまま死ぬのには、まだ早すぎるわよ」 そういって彼女は笑った。私も。 ダンス? そんなものはとっくに忘れてしまっていた。 もう一度人生の中に、ダンスを取り戻そう。 そんなふうに思った。 帰り際、持って行った本にこうサインしてくれた。 to being joy into your life Love Radhe お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.07 10:40:02
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