テーマ:本のある暮らし(3300)
カテゴリ:本
あいかわらず本を読んでいます。
3冊くらい並行して読んでいます。 昨日、娘(小3)に、本棚を片付けるように強く叱られました。 素直に反省する私です。 それはさておき、本が好きです。 特に、人が「天職」と出会うお話が好きです。 「天職」という言葉はいろんな意味で使われるけど、ここでいう「天職」とは、自分のいのちをまるごと使って世界のためにはたらくこと。 そしてそうすることが、自分もまわりも幸せにする、そんなはたらきのこと(なので、職業のことではない)。 人が「天職」と出会うお話はたくさんあるが、たとえば山本譲司さんの本。 彼が「天職」と出会うことになるきっかけは、政治家時代に働いた不正で刑務所に入れられたという体験。 大変不謹慎な言い方だけど、天がある大事な仕事をさせるために、彼にそういう体験をさせたとしか思えない。 あの刑務所での体験が、その後の彼の「いのちの使い方」を決めたんだな、と思う。 そういうお方はたくさんおられる。 そういうお方の本を読んだり、お会いして話をきくのが好きだ。 今読んでいるのも、そういう本だなあ、と思う。 「奇跡のごはん」(著者: 宮成なみ 発行:東洋経済新報社) 闘病記としても読めるけど、私は、自分自身の「天職」と出会ったひとりの女性の物語として興味深く読んだ。 「天職」=自分のいのちの使いみち。 それは、不意に自分にふりかかってくる一見不幸で不快な事態を、葛藤しながら受け入れることによって出会える、奇跡のおしごとなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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