テーマ:見上げた空はどんな空(1469)
カテゴリ:せいなるくらし
仕事から帰ると、テーブルにすすきとリンドウが生けてあった。
その横には、りんごと柿と、おだんごもお供えしてある。 えっと、これって何だっけ? 一瞬頭が真っ白になったが、十五夜だったのですね。 仕事と家庭との往復の日々だと、ついこんな自然のうつろいが目に入らなくなってしまう。 あの「十五夜セット」をセッティングしてくれたのは、ばあちゃん(私の母)。 でもね。 うちの母は私が小さな頃は、そんなことをする人じゃなかったのだけどな。 たぶんその頃の母も、今の私と同様に、仕事と家庭との往復に必死の日々で、すすきやおだんごをお供えするなんて暇はなかったのじゃないかしら。 そう思うと、いまや母は「おばあちゃん」としてのおしごとを、見事にこなしているのだろうなあ。 家族それぞれが、みんなの幸せのために役割をはたしている。 そんなことを思いながら、美しい満月をながめたのでした。 ↑これは西表島の月 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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