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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:丸長大勝軒系
この十年間、東池袋大勝軒の山岸一雄の弟子の中に、最も師匠に負けないと言われた店は、麺屋ごとうだ。山岸氏自らも「池袋で、東は大勝軒、西は麺屋ごとう」と言っていた。ラーメンはもちろん、師匠直伝のもりそば呼ばれたつけ麺も、評価がよい。
スープに豚骨ベースが中心だが、つけ麺のタレの中に、魚介の味も味わえる。その味は確かに東池袋大勝軒のスープの味に間違いない。また、自家製麺の麺も、東池袋大勝軒系の弟子の中に一番よいと言える。チャーシューは厚いが、柔らかくて、食感がいい。さすが東池袋大勝軒に負けない直系弟子の店だ。そして、中盛りの値段が並盛りと同じなので、満足できる。 特に、麺屋ごとうは立教大学の近くにあるので、並んでいる人が多いと考えられるが、東池袋大勝軒のような混雑ではない。また、東池袋大勝軒直系の店は、ほとんど麺を出す前に、多くの時間がかかって、客を待たせるが、麺屋ごとうは、ほかの東池袋大勝軒直系の店よりちょっと速いような気がする。 だが、残念なのは、新しいメニューを開発する気がないことだ。師匠の味を続けることができるのは凄いことだが、シェフ出身の店主は、師匠を超えて、新しいメニューを開発することができると思える。山岸氏自らもつけ麺を開発し、業界の第一人と認められるのではないか。ごとうが自分なりの新たなメニューを開発することを望む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.11 20:45:20
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