光圀の西山荘

2006/10/22(日)08:02

やはり妄想しすぎるドラマ

光圀の勉強生活(170)

 それは「たったひとつの恋」のことだ。  2話を見たが、やはりいつものパターンだ。つまり、貧乏で、クールで、格好よい男(亀梨和也)と綺麗なお金持ちのお嬢様(綾瀬はるか)の話だ。もちろん現実で起こるはずがない話なのではないか。別にわしは貧乏で、クールでもないし、性格も暗いので、それが羨ましいのではない。もし現実でそういうチャンスをわしに与えれば、わしも勇気を出して、できる限り運命の人を幸せにしたい。  だが、あの内容はあまり芝居にすぎる。普通にそういう状況があったら、女性のほうの親は絶対賛成しないと考えられる。さらに、女性のほうは男に騙されたのに、男のことが好きになったとは本当にありえない。また、お金持ちの女子は貧乏な男のことが好きになるのもありえないことではないが、ありえることでもないと思う。しかし、わしだけではなく、普通にこのような男が好きな女性を騙すことが許せるはずがない。だから、もしかしてキムタクもしくはタキ、亀梨にはそういう特権があるかもしれぬ。  普通の人が貧乏そうな人を見たら、最初の感じは多分「なんだ」とか、「フン」とか、と思う。芝居だが、水戸黄門で、悪代官もしくはお金持ちの人が貧乏そうな越後の縮緬問屋の隠居を見たら、最初の反応はもちろん「田舎ジジの分際」だ。それは芝居とはいえ、人に近いのだと思う。  このドラマの主役はジャニーズの亀梨だから、ドラマの最後が必ず二人が幸せになるだろうか。つまりこれもジャニーズの人が出演したドラマの定番結末だ。結末がほぼ間違いないので、来週からこの時間も水戸黄門を見よう。どうぜ作り話なら、悪を懲らしめる話を見たほうがよいのではないか。

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