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カテゴリ:光圀のスポーツ観戦の旅
松井秀喜が在籍しているヤンキースは今シーズンで連敗ばかりだ。某が好きな井川も入ったが、なかなか阪神時代の安定なピッチングができない。ほかの先発の怪我人も相次ぎだ。そのため、ヤンキースのリリーフ陣は今メジャーの中で最も登板局数が多いのだ。
日本のマスコミは相変わらず松井の復帰はキーと騒いでいるが、先週水曜日マウンドに戻った王建民は最も肝心なキー・マンだということだ。 去年のアメリカ・リーグの最多勝投手であった王が毎回登板したら最低6回まで投げられるピッチングで、ヤンキースのリリーフ陣の疲労解消の最も重要な人物となった。 去年1回サヨナラホームランを打たれたので負け投手となった試合の話だ。元々メジャーで完投が少ない。完封できなかったら7回もしくは8回から中継ぎを使って、9回ストーパーをマウンドへ送るのが当然な采配と思われる。ところが、その試合の前のいくつかの試合で、ヤンキースの先発投手らがほとんど5回以前耐えられないので、リリーフ陣は休まずに登板してしまった。しかも普通毎試合1回だけ投げるストーパーのリベラさえ2回ぐらいの連投で、一試合ぐらい休まなくてはいけなくなった。2対1のリードで9回の裏に入った時、リリーフ陣を休ませるため、ヤンキースの首脳陣は先発の王を交代しなかった。結局あのサヨナラホームランを打たれた。試合が終わった時、すぐ王を慰めるためにマウンドからベンチに戻った王を迎えに行ったのは、ランディ・ジョンソン、マイク・ムーシナなどの大スターだった。これは、ヤンキースで王の存在感を証明することであろう。 それ以来、ジョンソン、ムーシナのピッチングが徐々に回復したが、ヤンキースの先発投手陣の薄さが感じられる。だから3月中旬から、開幕投手とほぼ内定された王が故障者リストに入ったことで、ヤンキースにとって痛手だった。 先週の水曜日のは確かに負け試合だが、王のピッチングで、ヤンキースのリリーフは久しぶりに5回以前まったく動きがなかった。だから、その試合で王の勝利が守り切れずにホームランを打たれたリリーフ陣に明日の朝の試合で頑張ってもらいたい。 つまり、明日の朝2時半地上波の生放送があるということで、徹夜の覚悟ができている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.29 18:16:53
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