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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:丸長大勝軒系
勤務を終えた後に、すぐほかの職場へ事務の処理を行ったが、やはりせっかくの祝日なので、どこかへもう一食をしようかと考え始めた。なぜかつけ麺を食べたい気分にもなった。というわけで、電車で中野へ。
午後4時半という時間帯で営業している中野のつけ麺の有名店と言えば、やはり通称「中野大勝軒」で、つけめんの発祥のお店として知られる大勝軒だ。もちろん、つけめんは今年なくなった山岸一雄さんが中野大勝軒の店長を務めていた時考案したものである。というわけで、山岸さんはのち東池袋大勝軒をオープンしたが、中野大勝軒は依然つけめんの発祥の地として知られている。 中野大勝軒と中野大勝軒系の直系店への訪問は10年ぶりだったが、2年前に中野大勝軒系の本店である代々木上原大勝軒へ訪問したことがある。ただし代々木上原大勝軒はやはりラーメン屋というより中華料理屋に近いお店だね。 ところで、夕食タイムより早い時間帯なのにほぼ満席とはすごい。肉入りつけそば、大盛、味タマゴの食券を購入。 本家と言っても東池袋大勝軒系と全く違うイメージのつけ麺だ。 中野大勝軒の麺はもちもち、つるつるしているが、東池袋大勝軒系の滑らかな麺に比べ、やはり「本業」のうどん、そばに近い食感だと思う。 清湯醤油スープのつけ汁も、ある意味で日本蕎麦のつけ汁に近いイメージだ。濃厚系のつけ麺が流行ってきた今時非常に珍しいタイプだが、昭和風情のお店でこれを食べると歴史そのものが味わえたような気がする。刻み切りのロースチャーシューもなかなかおいしい。味玉の黄身は、東池袋系のように、水分が全くなくなったタイプではない。 最後はスープ割で完食。鰹出汁かな。 実際に東池袋大勝軒のれん会が分裂した話、および中野大勝軒が本家として仲裁に乗り出した話を読んだことが、再訪のきっかけだ。渦中の本家はこれからどの手を出すかわからないが、食べ手としておいしいものがいただければ十分だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.21 00:04:05
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