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カテゴリ:光圀の食べ歩き:台湾
今回の出張でいろんな意味で体力と精神力をかなり使ってしまったので、疲れているが、仕事も順調に二日目に入ろうとしているし、かなりいい成果が得られたため、よかったと言えよう。 駅のすぐ近くにデパートがある。ここは面会の場所まで歩行15分しかかからない。もちろん、デパチカのお店なら高いが、ラーメンファンなら「MORIZUMI拉麵 森住康二」という店名に必ず惹かれてしまう。ちゃぶ屋が倒産してから、もりずみキッチン、播磨坂もりずみに関わってきたが、この二軒はすでに移転のために閉店しており、いまだ再開する様子がない。日本国内で直接に関わっているお店は花月嵐を展開してきたグロービート・ジャパン株式会社が運営するちゃぶ屋とんこつらぁ麺CHABUTON、および御殿場にある「らぁ麺MORIZUMI」だけだ。 店は駅からデパチカのフードコーナーの入口に近い。しかも森住さんの看板もある。塩が売りだが、醤油拉麺、味玉、叉焼丼を注文。醤油ラーメン、味玉、チャーシュー丼ってこと。 まずは麺の登場。 MISTを展開する前のちゃぶ屋の醤油ラーメンはかなり繊細な味だったが、播磨坂時代の醤油ラーメンはかなり醤油タレが効いたほうだ。ところが今回のスープは油も効いている。醤油の味が突出したため、スープの味がちょっとわかりにくくなった。しかし、このような醤油タレと油が効いている味は台湾の人が受け入れられるかなと少し疑問。中細ストレート麺はもちもちした食感でスープとの相性が良い。薄切りのロールチャーシューはちゃぶ屋時代と変わらない味だ。メンマではなく、支那竹を使うのは、現地の材料に合わせるためなものであろう。 チャーシュー丼の肉は炙りチャーシューだが、脂身が多すぎるため、少ししつこく味わえた。 もはやちゃぶ屋時代の面影がなくなった。いつか森住さんが自分で厨房に立つお店でもう一回彼のラーメンを食いたいが、弟子さんが作ったラーメンはもはや師匠に負けていないとも感じられる。さて、仕事に出よう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.06 01:14:05
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