2006/04/16(日)14:44
問診
今日は日曜日ですが、しっかり研修しました。
研修生たるもの、休みたいなどといっている暇はありません(なんちゃって)。
さて、問診ですが、これは非常に大切です。
患者さんの症状を細かく分析することで、大方の診断が可能となり、それに沿った治療の組み立てができます。
ロールプレイング形式で膝痛、生理痛、冷え性、頭痛、花粉症について、問診の練習をしました。
問診といっても、ただ単に聞けばよいというものではありません。
分析すればよいというのでもありません。
その症状がどのようなメカニズムで発症するのかを、患者さんがわかるように説明しなければいけないのです。
これがまた、難しい。
間違っても、花粉症の原因は花粉だと言ってはいけませんね。これは落第です。
花粉症の原因は頚椎の歪み、気圧の変化・・・などと説明できて正解なのです。
ですから、頚椎の歪み(もちろん体幹も)をとって、その周りの張りもとれば、花粉症は完治します。
冷え性、生理痛についても、そのメカニズムをきちんと説明できてこそ、患者さんとの信頼関係も築けるというものです。
偉そうに書いていますが、私は15点でした。
隣にいる先生から、山のような指摘事項を出され、たじたじです。
それにしても大変な修行です。
次から次と教わる技を、忘れないように、そして上手くできるように何べんも繰り返します。
ですから、体は相当疲労していますので、ほとんど外には出ません。
家の中に引きこもり状態です。
しかし、先生の豪邸に住み込み状態なので、大きなテレビは見れるし、昼間から風呂に入れるし、見たいビデオも見れるので、何の不自由もありません。
本当にここは恵まれた環境なので、とても感謝しています。
ついでにインターネットも使わせてもらっています。
さて、今日は問診のほかに五十肩(重症)の症例別講義もやったのですが、まだノートにまとめてません。あー、面倒くさそう。でも、やらなきゃな・・・
ということで、今日はおしまいです。
あとは多分、来週の土曜日の更新予定です。