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テーマ:文鳥(380)
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みんは、「白文鳥が好き」といって、ひなを買った。
しろはまだところどころ灰色が残っていて、ひと羽根剥ぐと灰色だらけだったりするので、じつはかくれシルバー文鳥ではないかという疑惑はあるが、いちおう白文鳥として買ったので、いつか真っ白になる日を心待ちにしている。 「どうして白文鳥がいいの?」 「みてみて、しろって、上から見ると目の上に線が入って、すごいおマヌケ顔に見えるんだよね(笑)顔がおもしろい」」 ・・・それが理由になるの?! 「母さんはごま塩が好きなの?」 え? う~ん、あらためて聞かれると、とくに好きということもなかったんだけど、たまたま、すばらしくきれいなさえずりをしていたのがごま塩文鳥だったので・・・。 「じゃ、ほんとは普通の桜文鳥がよかった?」 いつも、熱心な子育てパパ幻想にひたっているゴマ吉を気の毒に思って、こんなワガママなひなっこ手乗りじゃなくて、ちゃんとした桜文鳥のお嫁さんを捜してあげたい、と口にするけど、よく考えたら胸の茶色い普通の桜文鳥が特に好きとも思っていないなぁ。 ゴマ吉が白の多い桜文鳥だから、お嫁さんもらうならノーマルに近いような、白の少ない文鳥の方がいいかなぁ?と、何となく思っただけだ。 しろとだと、白に限りなく近い桜文鳥が生まれるような気がしたので。なんとなくね。 桜文鳥は、ほかのかたの文鳥写真を見ていると、ほっぺたがたまらなくカワイイ!!後ろ向きのマチネちゃんがたまらな~い♪ そうだ、桜文鳥はマチネ・ソワレちゃんと、まめちゃん見て我慢しよう。 「ゴマ吉の白の入り加減が絶妙なバランスだなあ、と思うことはある。これ以上白くても、茶色が入っていても、今のゴマ吉とはまったくちがう姿になってるから・・・。」 なんて自分で理屈をつけながらふと思った。 「絶対白文鳥派」「いや、桜文鳥派」と、厳密な嗜好があって、最初からそれ以外の選択肢を持たずに買うことが多いとは思うが、どんな文鳥でも一緒に暮らしてしまうと、一番好きな文鳥になってしまうこともあるかもしれない。 私の場合は、ごま塩文鳥だからゴマ吉が好きというより、うちの文鳥だから、ゴマ吉が好きなんだ。 ゴマ吉は、さえずりが気に入られて家に来た。しろは、たった1羽の売れ残りだったので、選択の余地なしに家に来た。2羽ともなんらかの縁(えにし)あってここに来たのだ。みんがシルバー文鳥が欲しい、と思っても、まだご縁がないから来ないだけの話。じつは「ご円」(お金)がないから・・・だったりするのかもしれない。 「ゴマ吉は上から見ると三角な頭の形で、きりっとしてかっこいいのに、しろはどうしてまんまるでおマヌケにしか見えないんだろ?これ、まるでゆきだるまだよ」 白文鳥は、みんの言うように、はっきりした桜文鳥とはちがう特別の表情がある。ゴマ吉もノーマルに近い桜文鳥とはまたちがった表情がある。どれも毎日見ていたから、魅力を発見しただけだ。 シナモン、シルバーは、個人的にはあまり関心がない、ということに、今気がついた。飼えばその魅力の虜になってきっと好きになるんだろうけど、「ご円」(お金)の関係でご縁はなさそうなので、いまはそうなのだろう。(哀) 柴田君のソラちゃん(シルバー文鳥)見せてもらって我慢しよう。 よくよく考えたら、文鳥を飼いたい、といったのはみんであって、私は留守中の世話人にすぎなかったから、最初からどの文鳥が好きで飼ったわけではなかったのだ。だから、どの文鳥が好きか?と聞かれたら、それはいまじぶんのところにいる文鳥、なのだ。 でも、いまはネットのおかげでいろいろな家の文鳥に逢えて、なによりの喜びである。おまけにゴマ吉そっくりの文鳥を、これまでに2羽もみつけることができたしね。 (ヤマバトさんのきゃるるちゃん♀、ハミリンさんのコヒサくん♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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