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テーマ:文鳥(380)
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たしかに、しろとゴマ吉はだんだん仲良くなってくるようだ。
しろはゴマ吉が隣に近づいてきても攻撃しなくなったし(ただし、つぼ巣をめぐる争いは相変わらず)ダンスしても逃げなくなったし(うわのそら~の時はある)・・・。 そんなに仲良くでもなかったか。 ゴマ吉はたいがいしろのそばに来ようとする。しろのそばにいたいがため、ついにはうっかりてのひらにしろと一緒に載ってしまうことさえある。 ダンスの回数が増え、しろとの距離もせばまってきている。 だが、しかし、飼い主であるみんと世話人は会議をもち、あらゆる観点から話し合った。 「どうみてもしろはまだきゃしゃで、小さいよね。あしだって細くてさ、これじゃ、乗っかられてコケても無理ないよ~」 「ゴマ吉が来るまでは、しろももうおとなになったと思っていたけど、比べてみると、まだまるでこどもだったんだね」 「ほら、尾羽根だって、ゴマ吉は広げると8枚くらいあるけど、しろは広がらないんだもん、きっと2枚くらいしかないんじゃないの?ひな換羽の時抜けたままだったりして」 「しろが7ヶ月で16歳、20歳になるまではまだ4ヶ月くらいあるもんね」 これを聞いてみんが推論した。 「ゴマ吉36歳くらいかな?しろ16歳・・・」 「ええっそんなに年齢差ひらいてるの??」 「じゃ、26くらいにしとく」 ・・・あらゆるというわけでもなかったか。まあ、要するに、 1 しろはまだこどもである 2 寒い時期の産卵も卵詰まりなどの危険を伴う 3 春になればしろも大人になるし、季節的にもひなを育てやすい。 ゆえに、いまはなりゆきで巣引きさせない方がいい、という結論を出した。 ハミリンさんが、恋の季節は春までず~っとだよ~。と、うんざりする事実を述べてくれた。先はまだまだ長い。この宣言を守りきることができるだろうか?、しろの好きな卵の黄身も与えないようにし、放鳥時は監督怠りなくし、産卵を誘発しそうな場所を無くし・・・。できるかなぁ?! う~ん、ほんとはつぼ巣もない方がいいのだろうが、寒いし・・・。 仲良さそうに見えるが、しろはこのあとカメラに向かって飛びついてきた。ゴマ吉はぽつねん・・・と残されたのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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