|
テーマ:文鳥(380)
カテゴリ:文鳥
このごろは、ゴマ吉がなかなかかごに戻らなくなって、出かけたいときなどに困っている。
なにしろ「新居」を飾るのに忙しく、その「新居」にしろを誘うのに忙しく、ダンスするのに忙しく飛び回り、戻るどころではない。 しろを先にかごに入れても、そのまわりでストーカーして離れない。しろはまるで気にしてないので、犯罪にはならないが。 しろのこぼした餌を食べて飢えをしのぎ、「新居」に飛んでゆき、さえずってしろを呼ぶ。しろはかごの中なので、出ては来られない。またゴマ吉もしろのかごに戻ってくる。そういうのを延々されてきりがない!!しろのかごに上であたりを油断無く見渡す。「おねがい、ゴマ吉、ホラ、おうち、おうちに帰ってよね!」と、見上げながらひたすら懇願するのだが、もはやゴマ吉の巣はつぼ巣ではなくパソコンディスプレイの裏側。のろまな世話人につかまるゴマ吉ではなく、いつもお帰り下さるのをひたすら待つしかないのであった。 一方、ゴマ吉の求愛に「きゃるる!!」で応じていたしろが、ゴマ吉から離れ、かわりに世話人のところにべったりしてくるようになった。それも、疲れたような姿で、 「もうあたち、ゴマ吉さんとはおわりなの。一方的な関係に疲れたの・・・。はぁ~(タメイキ)」 と、世話人を見上げるのである。(注;あくまで主観に基づいています) それにしても、♂文鳥のプロポーズは情熱的で、疲れることを知らない。 ただ交尾するというだけでなく、家(巣)までつくって♀を誘うんだから、甲斐性もある。初めて見るその様子は驚くばかりだ。 あたちって、子育てに向いてるのかちら? このまま主婦に収まってちまっていいのかちら?もっとほかに叶えたい夢があるはず・・・。 そうよ、このままキャリアを積んで仕事に生きるのよ! ・・・確かにあんたは子育てには向いていないような気がする。まあ、パソコンのキー操作ができるといえなくもないけどさ、就職は無理かもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[文鳥] カテゴリの最新記事
|