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テーマ:文鳥(380)
カテゴリ:文鳥
外に出すと、手の中でちんまりとおさまってこちらを見上げる・・・。
「か、かわいい~、ひなって、ほんとにかわいいなぁ・・・」(まったり) しろはもう、握れても噛みつくだけだし、いまのところ唯一の握ることの出来る 文鳥・・・。(今だけ) このところ、ぐったりする日が続いているけど、この子にどんなに癒されてきたことか。でも、もう待てない。いまがかわいい盛りだもの。いま、里子に出さなくてはMちゃんに申し訳ない。 ・・・ということで、今日、仕事が終わって帰宅する時間に、Mちゃんに来てもらうことにした。 昼間、携帯の「圏外」にいて連絡が取れなかったMちゃん。鳥かご捜しに出かけているとのことだったけど、いったいどこまで行っているの??と思ったら、ただの電池切れだった。でも、あちこち捜し回っていたようだ。 買ってきたのは某社の「ミレニアム手乗り」う~ん、これは・・・。手前にひらく扉の使い勝手がよくないみたい。 「私も、これ、良くないと思いました。取り替えてきたいです」 と、Mちゃんも言うので、取りあえず、いまひなが入っているかご、餌入れ、つぼ巣、ブランコ、をセットしたまま引き渡すことにした。寒いので、ヒーターと、温度計もレンタルする。 いちどにかごと場所が変わってしまうより、かごだけそのままのほうがいいかもしれない。そのうち気に入ったかごを見つけるまで、ゆっくり使っていてもらおう。 ひなの両親を紹介して、最後の放鳥をした。 飛び交う文鳥を見て、Mちゃんはびっくりしていた。ふふ、20羽飛び交う家だってあるんですぜ(←どこ、とは敢えて言わない) はじめて触れるひなのかんじ。 「うわぁ、しろちゃんとぜんぜんちがいますね~、ふわふわ~。わぁ~、握っちゃった!」」 「もうじきトヤといって、大人の羽に換わります。1年に2回くらい、換わります。そろそろさえずりも始まるかもしれない。♂文鳥だったら、名前はどうするんですか?」 みんが聞くとMちゃんは 「・・・しじみちゃんのまま。」 と、明るく答えた。 「こんなふうにほかに文鳥がいると、一緒に飛んでいってしまうけど、人だけなら、人から離れないから大丈夫。しじみちゃんをおいて、離れたところから名前を呼ぶと覚えるよ。まあ、最初は落ち着かないかもしれないし、餌を食べないこともあるかもしれないけど、かごの外から名前をよんであげて。自分から出たいと思うまで、出てこないかもしれないし、それから~・・・」 どこまでも気になってしょうがない世話人。きりがない。 「わからないことあったら、すぐメールしていいですか?」 そうだよね。 布でくるんだかごをクルマの後部座席に置き、買ってきたかごをつっかえ棒にして、前にのめらないようにし、横には段ボールを置いて、動かないようにセッティング。 「カーブとか、ゆっくり気をつけて帰ってね。」 「さようなら」 「・・・あー、行っちゃったねぇ・・・。」 「まぁ、すぐ近くだし、また会えるからいいよ」 みんはあっさり言ってのけた。私も、このまましろとゴマ吉についてまわって突かれて暮らすより、Mちゃんの王子様で暮らす方がずっと、ずっと幸せだと思う・・・。そう思いたい。 体重29グラム。ひなと暮らして57日目のことだった。 (写真撮ってる余裕がなかった!これが家でのさいごの3ショットになった) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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