Ｂ社長のこと

昨日は今年初めての忘年会。 新橋の中華料理屋で１６年物の紹興酒などを賞味した。 集まったのは同業者。非常に貴重な情報交換が出来た。 ところで、息子を修行に出しているＡ社の社長が非常に浮かぬ顔をしている。 挨拶に行ったら、 「セイウチ社長、あとで飲みに行きましょう」とのこと。 ま、まずい。 景気が悪くボーナスが出そうもないとは聞いていたが、 もしかして息子はクビかも。 何と言っても一番クビを切りやすい存在であるし。 別のＢ社長のところにも挨拶に行った。 我々よりも少し年上で、兄貴分的な存在である。 このあとみんなで飲みに行きましょうよ、と言いたかったが 息子の話が出るとまずいので、ぐっと押さえた。 さて、２次会は結局４人で、タクシーに乗って西麻布のワインバーへ。 そして、その店に連れてきた別の社長が言うには 「いやー、Ｂ社長をうまく巻けて良かった」 Ａ社長も 「いやー、ホントホント、最近酒乱だからね」 「聞きつけたら絶対についてきたぜ」 「いやー、良かった良かった」 とのこと。 う、危ないところであった。 そんなことちっとも知らなかった。