2007/08/30(木)10:31
聖書・新共同訳『ハガイ書』(日本聖書教会)
ハガイ書を読了したので、感想を書いておきます。
ハガイ書は、ゼファニヤ書などと同様に、預言書(十二小預言書)に分類されています。
以下は、【この本からの引用】と【上記の感想】です。
【この本からの引用】
わたしは、お前たちを
その手の働きの実もろとも
黒穂病と赤さび病と雹で撃ったが
お前たちのうちだれひとり
わたしに帰らなかった、と主はいわれる。(2章17節)
【上記の感想】
黒穂病と赤さび病は、ともに農作物がかかる病気のようです。
グーグルで検索すると、前者のヒット数が50900件、後者が19200件でした。
けっこうポピュラーな病気のようですが、都市に住む私のような者は、農作物の病気には、極めて鈍感です。
お金さえあれば食べ物を買うことができる生活が当然と思っているわけで、何時の日か食糧危機を思い知らされることがあるかもしれませんね。
【この本からの引用】
今、お前たちは、この神殿を
廃墟のままにしておきながら
自分たちは板ではった家に住んでいてよいのか。(1章4節)
【上記の感想】
上記のように、主は神殿再建を呼びかけられたわけですが、私たちの生活も反省すべき点が多いですね。
ふと思うのは墓参りのことですが、私は年に2回、先祖の墓参りをしています。
これはこれで良しとしてしまいますが、気持ちのどこかに何時でも墓参りは可能というものがあり、予定を延ばし延ばしにすることもあり、ちょっと気になりました。