テーマ:聖書からの日々の御言葉(206)
カテゴリ:聖書に親しむ
まず、ルカとはどういう人物かというと、パウロの宣教に付き添った人物と言われています。
次に、ウィキペディアに共観福音書の共通部分の割合が書かれていました。 興味深かったので、引用します。 「マルコは7%がオリジナルであるが、93%は他の二つのいずれかと共通である。同じように見ていくとマタイは42%のオリジナルと58%の共通部分からなり、ルカは59%のオリジナル部分と41%の共通部分からなる。いいかえればマルコ福音書の14分の13、マルコ福音書の七分の四、ルカ福音書の五分の二が同じ言語で同じ出来事について語っているのである」と。 聖書は長い間読み継がれているので、色々と研究されているものだと、改めて思った次第です。 これによると、ルカ伝の6割近くはオリジナルだといいます。 今回は、そのオリジナル部分から2箇所を引用し、感想を書いてみます。 【この本からの引用】 マリア、恐れることはない。 あなたは神から恵みをいただいた。 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。(1章30~31節) 【上記の感想】 有名すぎるほど有名な箇所で、「受胎告知」と言われる箇所です。 大天使ガブリエルが、マリアに言った言葉です。 なお、受胎告知については、過去日記でも触れています。 ダ・ヴィンチの作品を日本にいながらにして見る機会が最近あったのですが、残念ながら、私は見ませんでした。 これが、ダ・ヴィンチが描いた「受胎告知」です。 左がガブリエルで、右がマリアです。 【この本からの引用】 こう自分に言ってやるのだ。 「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。 ひと休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。 しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。 お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。 自分のために富を積んでも、神の前に豊にならない者はこのとおりだ。(12章19~20節) 【上記の感想】 これは、「愚かな金持ち」のたとえです。 これは私などには、けっこう耳が痛い話です。 わかりやすく説明すると、以下のようになると思われます。 幸運にも一財産を築くことができ、これからは好きなことをやって暮らそうと、「愚かな金持ち」が考えました。 しかし、まさにそう思った瞬間、神に命を取り上げられてしまう。。。 要するに、「神は、怠惰な人間をよく思わない。 また、謙虚な気持ちや感謝の気持ちを持たない人間もよく思わない」 と、ひろさちやさんの著書には書かれています。 さらに、教会のHPを見ると、次のように書かれていました。 「イエス様が述べていることは、人間というものは、与え主よりも与えられた物の方を信頼する傾向がある、ということです。 それでは、わたしたちは、この古来の物への固執という熱狂をどのように克服するのでしょうか。与えることを学ぶことによって、するのです。そして、わたしたちの社会のクリスチャンは、ふつうお金を与えることによって学ぶのです。」 今更ですが、さすがに聖書は視点が違います! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
HappyHoppyさん、おはようございます。
>トロイメライを聞きました。 >今 私も子供の情景全曲の半分まで来たところです。 >来月はトロイメライでレッスン受ける予定です。。。 ----- 子供の情景全曲の半分ですか。 すごい~ 全曲弾けるようになれば、達成感に満たされそうですね。 (2007/10/20 06:57:58 AM)
玲2007さん、おはようございます。
>聖書の言葉は、含蓄が深く、読み返しては、 >自分を正しい道へ導いていただけるよう、 >神に祈っています。 ----- いいことですね。 私は聖書を初めて手にしてから1年7ヶ月位ですが、通読するのが目的みたいになっており、少々反省です(^。^ゞ (2007/10/20 07:01:10 AM) |
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