2008/12/18(木)19:05
日銀は2001年3月から5年間、量的緩和策を実施
そこで注目されるのが、FRBの「次の一手」だ。長期国債や政府機関債の大量買い入れによる資金供給など、量的緩和策の導入を明らかにした点である。
金融政策の手段を金利誘導から転換するもので、未知の領域に踏み込むことを意味する。
FRBはこれまで、企業が発行するコマーシャルペーパー(CP)などを積極的に買い入れてきたが、今後、市場への資金供給をさらに拡充する考えだ。住宅ローンなどの長期金利の低下を促し、景気を下支えする狙いだ。
FRBにはモデルがある。日銀が2001年3月から5年間実施した量的緩和策だ。金融機関から手形や債券を大量購入し、デフレ脱却を目指した。
この政策は、金融機関などへの潤沢な資金提供を通じて、景気下支えに一定の効果があったとされる。ただ、量的緩和をストップする「出口」の判断など、運用が難しい面もあった。(読売新聞社説より)
【上記の感想】
日本がもがき苦しみながらやってきたことが、米国の手本になる。
ちょっと誇らしい気分か。
日本の量的緩和を復習しておく。
時期は、2001年3月から5年間続いたとのこと。
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