カテゴリ:新米電気主任の学習部屋
個々の機器の寿命は、その機器の使用されてきた履歴により大きく異なる。すなわち、機器が使用されている環境条件(周囲温度、湿度、雰囲気など)、使用条件(電圧、電流など)にも大きく影響されるとともに、使用回路に短絡や地絡が生じた場合にも影響を受ける。
また、近年では低圧機器も電子部品(半導体、コンデンサ等)を内蔵する製品が増加しているが、環境条件、および使用条件が各機器で定められている標準使用状態を超えると、劣化を早めるため注意を要する。(某メーカーのHPより) 【上記の感想】 最近は仕事関連のことは書いていない。 真面目に?投資のことだけを書いてきたが、仕事のことも時々は書いてみようか。 そんな心境である。 漏電ブレーカの寿命を調べていたところ、上記を発見。 漏電ブレーカの寿命が何年かと問われても、正解などはない。 メーカーで使う言葉は、「推奨更新時期」。 つまり、何年間使用したら交換することを推奨しますという意味。 漏電ブレーカの場合は、15年である。 もちろん、使用環境等により長くなったり短くなったりする。 漏電ブレーカの寿命などを調べた理由は、職場で天井灯具の漏電により、トリップしたため。 トリップすることは、それほど珍しいことではないが、中々リセット出来ないという状況が発生したため。 その漏電ブレーカには、20個位の分岐ブレーカがぶら下がっている。 そこで、漏電の原因になっている天井灯具に供給しているブレーカを切り、漏電ブレーカを完全に切ろうとしたが、すんなりといかず。 数回試みて、何とか切れた。 これって、結構焦る。 病棟の漏電ブレーカなので、仮に復電が遅れたりしようものなら、人工呼吸器のバッテリー切れが発生しかねない。 まあこれは最悪の場合です。 本当に復電ができない時は、現場の看護師さんが動いてくれるので、まず心配はないです。 で、何でトリップした漏電ブレーカが完全に切れなかったのかというと、寿命だからと考えるのが妥当。 というのは、この漏電ブレーカは、1981年6月の製造品。 もうすぐ29年にもなろうかという代物だ。 ちなみに、1978年10月製造の漏電ブレーカも、活躍中である。 拙いアドバイスですが、可能ならば古い建物の病院に入院するのは避けたほうが良いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/04/10 10:24:06 PM
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