テーマ:海運(11)
カテゴリ:海運
「増資は全く考えていない。資金調達の基本は銀行借り入れと普通社債。10年ほど前に4倍強あったDEレシオ(負債資本倍率)を足元で1・2倍まで落とすなど財務体質の健全化を進めており、金融機関の理解も得やすい。利益を船隊整備に充てるため配当性向は当面2割(今期は7円増の10円)を維持していく」(日経新聞より)
【上記の感想】 上記は、商船三井の社長が語ったこと。 こちらの日記で、商船三井も公募増資に踏み切るのではなかろうかとの予想をたてたが、見事にはずれたようだ。 郵船や川崎汽船と異なり、商船三井が増資を必要としない理由は、内部留保が厚いということのようだ。 以下に、日経新聞の記事を引用しておく。 ---引用開始--- 商船三井が増資を必要としないのは、利益剰余金が6167億円と郵船より2000億円強多いからだ。03年3月期は564億円と郵船の半分以下だったが、当時比較的割安な価格で船舶を調達したのが内部留保の厚みにつながった。 「海運一本足打法」で、荷動きが活発になると収益は上向くが、市況のリスクも大きい。郵船は「陸・海・空」の総合物流サービスを目指す。戦略の違いが収益にはどのような影響を及ぼすのか。 ---引用終了---
Last updated
2010/05/20 06:19:53 AM
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