テーマ:水産・農林(13)
カテゴリ:水産・農林
ブナシメジなどキノコの大手ホクト <1379> が10日の大引け後に発表した11月の売上げ速報は約48.1億円となり前年同月比5.6%増加。今期に入ってからは、10月に同1.7%減となっただけで堅調な推移となった。
キノコの市況は、11月下旬になって需要期を迎えたものの、東京都中央卸売市場の11月中旬の卸値はシメジが1キロ561円と前年同期比17%安、生シイタケが1キロ834円と同7%安く、東京の店頭でブナシメジは1パック(100グラム)100~130円と前年並みの価格で並んでいる、と日本経済新聞で伝えられるなど、今シーズンは今ひとつの様相。 10日の株価は小幅反落となり、終値は1866円(1円安)。11月19日に戻り高値1973円をつけてから微調整となっている。差別化戦略として本シメジの量産化を実現するなどの展開力に期待があり、底堅いとの受け止め方だ。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、ホクト(1379)について書かれた記事。 ホクトの業績は、シメジ価格の影響を受ける。 当然ながら、価格は高いほうが良い。 ちょっと気になったので、卸値を調べてみた。 築地市場のしめじ価格である。 1キログラム当たりの価格で、左側の数字が今年の価格、右側の数字が去年の価格である。 1月が、577、607 2月が、548、538 3月が、444、436 4月が、450、427 5月が、416、408 6月が、347、361 7月が、295、294 8月が、313、378 9月が、425、529 10月が、573、595 ついでに、1~10月の平均価格を出してみる。 今年が439円で、去年が457円。 こうやって市況を見ると、同社が価格下落を懸念するのも仕方がないところか。 関連日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/13 05:58:32 AM
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