2011/08/25(木)05:55
パウダーテック---指標的には割安
【特色】三井金属系。電子複写機用キャリア粉末シェア70%超。微細化と環境対応進む。脱酸素剤育成
【連結事業】キャリア71(21)、鉄粉系13(7)、脱酸素剤16(7)
【海外】3
【減 益】鉄粉は被災地でのカイロ需要が加わり堅調。が、主力のキャリアは夏場を前に数量前倒しだが、通期では前期の在庫補充需要が剥落し減少見通し。脱酸素剤は回復鈍い。原料高止まりもあり、営業減益。
【電力対応】本社、茨城県高萩工場とも4月には正常操業に復帰、電力不足に備え連休明けからはフル生産。夏場には夜間操業に重点シフト。取得用地での増設は様子見。
(会社四季報2011年6月発売号より)
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【上記の感想】
上記は、パウダーテック(5695)について書かれたもの。
保有銘柄ではないが、指標的割安感に注目している。
まず、売上高の推移をみてみる。
単位は百万円。
2007年3月期 8584
2008年3月期 8983
2009年3月期 9258
2010年3月期 8256
2011年3月期 9375
2012年3月期 9000(四季報予想)
安定的である。
次に、配当性向と純資産配当率をみてみる。
22年3月期 47.4% 2.0%
23年3月期 24.3% 2.7%
問題なし。
次に、第1四半期の短信を見て、気がついたことなどを少々書いておく。
・前年同期比では好調だった。
売上高 5.7%増
経常利益 15.3%増
・通期予想は未発表。第1四半期が好調だったので、四季報予想を上回る可能性はありそう。
最後に、株価と指標をみておく。
現在値は、240円
予想PERは、6.49倍
実績PBRは、0.61倍
予想利回りは、4.17%