2012/02/05(日)14:51
石油資源開発---国際石油開発帝石の第2位の大株主
【決算】3月
【設立】1970.4
【上場】2003.12
【特色】原油・ガス開発専業。新潟、秋田等での天然ガス田操業が大黒柱。カナダで超重質油生産も
【連結事業】原油・天然ガス77、請負3、他20
【海外】25
【営業減益】天然ガス需要増も自社ガス田生産量減少、代替LNGの調達関連費用重い。受託輸送収入減も粗利影響。カナダ重質油の利益取り分減る。震災特損ない。13年3月期もLNG費用重荷。利益回復鈍い。
【受け入れ基地】苫小牧のLNG(液化天然ガス)基地が11年11月に運転開始。勇払油ガス田と併用し、道内の冬期ガス需要満たす。カナダ重質油は大幅拡張投資を計画。
(会社四季報2011年12月発売号より)
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【上記の感想】
上記は、石油資源開発(1662)について書かれたもの。
保有銘柄ではないが、少々興味のある銘柄である。
まず、売上高の推移をみてみる。
単位は、億円。
2007年3月期 1700
2008年3月期 2076
2009年3月期 2021
2010年3月期 1797
2011年3月期 1996
2012年3月期 2290(11月4日の会社予想)
2012年3月期は、2q(4~9月)の前年比が、13.2%増。
通期予想の前年比が、14.7%増。
したがって、ほぼ予想どおりの進捗と思われる。
次に、配当性向・純資産配当率・1株配をみてみる。
22年3月期 12.7%・0.6%・40円
23年3月期 22.8%・0.6%・40円
24年3月期 22.5%・--・40円
24年3月期は、11月4日の短信を基にした予想。
次に、B/Sで、2011年9月30日を、ちょっとだけ見ておきましょう。
流動資産 145183百万円
投資有価証券 176485百万円
全負債 115994百万円
投資有価証券の多さが目立つ。
同社は、国際石油開発帝石の第2位の大株主で、267千株を保有しているようだ。
時間的なズレはあるが、国際石油開発帝石株の時価521000円で保有時価総額を計算すると、1391億円になる。
したがって、投資有価証券のかなりの部分を、国際石油開発帝石株が占めているようだ。
最後に、株価と指標をみておく。
現在値は、3440円
予想PERは、19.32倍
実績PBRは、0.54倍
予想利回りは、1.16%
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