2012/03/29(木)05:55
山下医科器械---増収基調、利益は今期増益に復帰か
【決算】5月
【設立】1950.4
【上場】2006.2
【特色】九州地盤の医療機器販売会社。九州地区ではシェア1位。医業開業支援サービスも手掛ける
【連結事業】一般機器18、一般消耗品48、低侵襲治療21、メディカルサービス8、医療情報4、医療モール0
【好 転】大口需要は下期縮小だが更新主体に一般機器や低侵襲治療分野が順調。一般消耗品もSPD(物品管理)契約施設増加で拡大。会社計画は慎重、営業益増額。減損消滅、増配。13年5月期は診療報酬改定の影響あるが販促強化で営業益拡大基調。
【強 化】営業強化、効率化で営業本部と物流管理・商品戦略部門を鳥栖市TMSセンターに集約。SPDセンターの拡張も。
(会社四季報2012年3月発売号より)
------------------------------------------------------------
【上記の感想】
上記は、山下医科器械(3022)について書かれたもの。
保有銘柄であり、今日3Qの発表を控えているので、見ておきましょう。
まず、2007~11年の業績をみてみる。
単位は、百万円。
売上高/ 33,221/ 35,743/ 36,431/ 39,421/ 40,115
営業利益/665/ 315/ 214/ 278/ 159
経常利益/729/ 392/ 307/ 359/ 243
当期純利益/305/ -163/ 139/ 186/ -236
この期間では、4期連続増収中。
利益は、2010年には持ち直したが、2011年に悪化。
今期(2012年5月期)の通期予想は、
売上高 42075(4.9%増)
営業利益 178(12.0%増)
経常利益 239(1.6%減)
純利益 103(--)
経常利益は減益予想だが、2Qで235に達している。
すなわち、通期予想に対する経常利益の進捗率は、98.3%になる。
したがって、最終的には、経常利益も増益になると思う。
次に、配当性向・純資産配当率・1株配をみてみる。
22年5月期 41.1%・1.5%・30円
23年5月期 --・0.5%・10円
24年5月期 29.5%・--・12円
24年5月期は、2Q短信を基にした予想。
最後に、株価と指標をみておく。
現在値は、1008円
予想PERは、24.80倍
実績PBRは、0.51倍
予想利回りは、1.19%
1単元保有時の総合利回りは、2.18%
1株あたり正味流動資産は、575円