2016/08/09(火)11:02
日本フェンオール(6870)---利回り4.09%で、昨年12月に東証2部に市場変更
日本フェンオール(6870.防災・警報設備)を見ておきます。
関連日記
まずは、メモ書きです。
・経常利益は、連続増益中。(3期以上)
・2012年以降の経常利益は、期首計画を上回って着地している。
・外国人持株比率は、上昇傾向。
・2015年12月7日に、東証2部に上場市場変更している。
次に、経常利益の期首計画・実績を見てみる。
2012年(平成24年)12月期 850・1,230
2013年(平成25年)12月期 1,030・1,379
2014年(平成26年)12月期 1,513・1,597
2015年(平成27年)12月期 1,701・1,823
2016年(平成28年)12月期 1,724→1,483
☆2016年12月期の経常利益予想は、2016年7月29日に下方修正。(1,724→1,483)
次に、1Q・2Q・3Q・4Qの経常利益を見てみる。
2014年(平成26年)12月期 598・905・1,136・1,597
2015年(平成27年)12月期 602・1,014・1,165・1,823
2016年(平成28年)12月期 511・897
次に、1Q・2Q・3Qの経常利益÷通期経常利益(今期は予想)を見てみる。
2014年(平成26年)12月期 37.4%・56.7%・71.1%
2015年(平成27年)12月期 33.0%・55.6%・63.9%
2016年(平成28年)12月期 34.5%・60.5%
次に、1株配・配当金総額・配当性向・純資産配当率を見てみる。
18年12月期 20円・117百万円・24.0%・2.4%
19年12月期 40円・235百万円・26.6%・4.4%
20年12月期 27円・159百万円・---・2.9%
21年12月期 27円・159百万円・82.9%・2.9%
22年12月期 30円・176百万円・96.8%・3.2%
23年12月期 27円・159百万円・62.1%・2.8%
24年12月期 36円・212百万円・27.2%・3.4%
25年12月期 40円・235百万円・27.0%・3.2%
26年12月期 45円・265百万円・26.3%・3.3%
27年12月期 52円・306百万円・26.5%・3.4%
28年12月期 47円
☆25年12月期は、26年2月12日に増額修正(27円→40円)。
☆26年12月期は、27年2月10日に増額修正(30円→45円)。
☆27年12月期は、27年12月18日に増額修正(45円→52円)。
次に、四季報で株主数・外人比率・特定株比率を見てみる。
・2,194名<12.12>
・2,200名<14.6>・7.4%・39.6%
・2,346名<14.12>・9.1%・40.1%
・2,670名<15.12>・10.2%・42.2%
次に、四季報で時価総額・現金等・有利子負債を見てみる。
2014年09月発売号 83.5億円・36.7億円・16.8億円
2015年06月発売号 98.4億円・30.0億円・18.1億円
2016年06月発売号 73.0億円・40.0億円・15.9億円
次に、自己資本比率・1株当たり純資産・のれん・営業CFを見てみる。
25年12月期 48.7%・1,241.45円・0円・380
26年12月期 52.2%・1,445.38円・0円・281
27年12月期 57.3%・1,615.83円・0円・1,850
次に、期末発行済株式数(自己株式を含む)・期末自己株式数を見てみる。
24年12月期末 5,893,000・237
25年12月期末 5,893,000・237
26年12月期末 5,893,000・276
27年12月期末 5,893,000・276
次に、株価と指標等を見てみる。
現在値は、1,149円
予想PERは、6.97倍
実績PBRは、0.72倍
予想利回りは、4.09%
配当月は、12月のみ
GMOクリック証券によると、
・理論株価は、3,015円。(事業価値2,207円+財産価値1,002円-有利子負債194円)
・理論株価比は、38.1%。(現在値÷理論株価)
最後に、四季報6月号の記事を見てみる。
【決算】12月【設立】1961.5【上場】1996.6
【特色】ガス消火装置等特殊防災が主。熱制御で半導体製造装置に強み。プリント基板実装や医療装置も
【連結事業】SSP27(19)、サーマル5(12)、メディカル9(8)、PWBA59(8)
【海外】48 <15・12>【小反落】主力の防災機器は電力向け落ち込み上期後退だが首都圏再開発向け大型案件が堅調。好採算容器弁減少の影響一巡もあり採算改善。ただプリント基板実装、人工透析装置は流通在庫調整で後退。半導体製造装置向け熱板も競争激化で利益小反落。
【新製品】長野工場で微小チップの搭載可能な基板実装設備導入し量産開始。防災機器の東京五輪特需は17年以降に発現。