2008年9月8日(月)
Yの字の右上の日則溝景区を見終わって、調度お昼となりました。
レストランは、50元か、80元の、食べ放題ブッフェしかありません。
50元ブッフェで思い切り食べて、Yの字の左上の則渣くぼ溝景区へ
又、シャトルバスで行きます。
シャトルバス終点の「雪峰」です。
約7500万年前に、ここは大きな地殻変動があり、高い山が出来たそうです。
4500m以上の山が19もあるとのことです。これらの山は、雪に11月から
5月頃まで覆われ、それで、雪峰と言われているそうです。
今は、雪もありません。
そして、ここの大きな見所、五彩池にバスに乗ってやって来ました。
五彩池との名の通り、不思議な色であります。
ここの見所は、雪峰と五彩池だけです。
他には、大きな池がありますが、特に見所とも言えずパス。
九寨溝のハイライトとでも言うべき、Yの字の下側である、樹正溝景区へ
急ぎ、移動しました。
まずは、諾日朗瀑布。
九寨溝は、渓谷にあります。滝は、多く、そして、その水のしぶきは、
気持ちの良いものです。
![19 CIMG6718.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/71/img59758bd6zik5zj.jpeg)
犀牛海です。
静かな湖面です。地下水からの水の供給が一定しており、いつも湖面は
変わらず、減りも増えもしないそうです。
![20 CIMG6724.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/72/imgbfcaf113zik7zj.jpeg)
犀牛海とそっくりですが、これは老虎海です。
この老虎海を下ると、九寨溝のハイライト、樹正瀑布の始まりです。
どの写真を選んで良いのか、難しいですが、とりあえず、小さい写真を
見てください。
ちょっと見られない光景です。
水の量も多いし、とても綺麗な水です。中国では、長江でも、天津河でも、
水の都、蘇州でさえ、澄んだ水に出会ったことがありません。
中国経験乏しいので、確かなのか、否か分かりませんが、美しい水、
澄んだ川の水は、雲南省の北部、長江の源流でしか見た事がありません。
しかし、ここは素晴らしい。
時に激しく、時にゆったりと、木々の間を流れる水たち。
途中、九寨の一つと思われる、部落がありました。
チベット系の住民部落のようです。どう言う意味があるのか分かりませんが、
色とりどりの、のぼり旗が、はためいています。
この部落から、さらに、下流側を歩く為に、対岸へ渡ろうとしたら、
向こうから、日本人と思しき、女性が歩いて来ました。何故、日本人と
推測したかと言うと、シャトルバスを待っている時に、「歩き方」らしき、
ガイドブックを読んでいたからです。
反対側へ歩いて行くので、声をかけるのは、止めました。
もしかしたら、韓国人かも知れませんしね。
ここから下流は、木々の間を、水が流れます。
川幅が広いのに、良くも均等に流れるなー、と感心しながら歩いていました。
トイレに寄って、歩いていたら、前方に先ほどの女性が歩いています。
えー? 何でー? 反対側へ行ったはずなのに?
で、今度は、声をかけて見ました。
やっぱり日本人の方でした。一人で旅行していると言うので、中国語
ペラペラですよね? って聞くと、やはり、ペラペラもペラペラ、まるで、
中国人並みです。
こんな景色を見ながら、歩きながら、話しました。
![26 CIMG6747.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/85/imgccaf5ad4zik6zj.jpeg)
彼女は、1年半、中国に留学し、その後、中国で働いて、合計8年
中国で暮らしたそうです。今は、故郷の沖縄に戻って仕事をしている
そうですが、休みが取れたので、前々から行きたいと思っていた、
ここ、九寨溝へやってきたとの事です。
逞しいですよね、ニッポンの女性は。
こう言う風に撮れば、綺麗ですよ、と教えて貰って撮った写真です。
確かに、良いですね。
![27 CIMG6749.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/86/imgd0da54eezik9zj.jpeg)
そんなこんなで、かなり歩きました。
夕方、5時の帰りの待ち合わせに間に合わず、タクシーにて、一人で
ホテルへ帰る羽目に陥りましたが、とっても、有意義な一日でした。
万歩計を見たら、2万歩を超してました。よー、歩きましたねー!