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貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

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アジアの星一番Ver3

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テーマ:世界への旅(320)
カテゴリ:インド
2008年10月8日(木) 21日目

朝早く、難なく、ネパールとインドの国境を、パスポートを出すことなく、
通過しました。

定員以上の人間と、ヤギさんで、大賑わいであったバス内も、わずか
8名になってしまって、座るのは楽になりました。
ですが、何故か、寂しい気持ちも湧いて来ます。不思議ですが。

ネパールも貧しいと感じますが、バスで走ると、インドも貧しいなー、と
感じます。下の左の写真の川のそばにテント状のもの、これは家です。
初め何だろうなー? と、不思議に思っていましたが、そぐそばを通ると、
あのテントの中に、寝て、周囲で、食事作っていました。

右側は、普通の家です。こう言う家に住めれば、良い方なのかも
知れません。

01 CIMG7409.jpg 01 CIMG7412.jpg





生活は貧しそうに見えても、心が貧しいとは限りません。物質的な
豊かさと、精神の豊かさは別物です。
ヒンズー教最大のお祭りだそうで、こんなのも道路をまたいで、
作られていました。お金をかけないで作ったのでしょう。

02 CIMG7411.jpg





町や村は、どこも多くの人たちで賑わっています。

03 CIMG7417.jpg





あっちの村も、こっちの村も賑わっているのですが、バスの中は静かです。

もう昼近くになるのに、食堂らしき所へ寄る、素振りが全くないのです。
僕は、非常用に、バナナ6本と、りんご1個を買って置きました。

朝、バナナ2本食べました。昼近くなっても、食事に関するような
雰囲気は全くありません。
皆んな食べ物を持参していて、僕が居眠りしている時に食べている
のだろうか?

腹減ったなー!

昼近くになったので、残りのバナナ4本から、もう2本も食べてしまいました。
あと、2本とリンゴしか残っていません。

トイレは、どこでもバス止めて出来るので問題ありません。
が、彼らは、そのトイレさえ回数が少ないのです。そこからして、たぶん、
水も最小限、食べ物は、食べていないだろうなー、と推測します。


この辺りのインドは、川は池など、湿地帯が多いです。
ヒマラヤから流れ出る、アルン川が、インドへ入る手前当たりから、
4本か5本の川に分かれて、流れているのです。

この川は、ガンガーに合流しバングラデシュ経由、ベンガル湾へ行くのです。

     04 CIMG7419.jpg     04 CIMG7422.jpg





道路はボコボコで、ガタンゴトン、天井に頭がぶつかりそうな勢いです。
誰も、乗っていない後部座席は、座席のシートが、外れて落っこちて
しまいます。でも、そんなのお構いなしです。

午後2時。

昨日、走り出してから、20時間位走りました。
しかし、一向にネパールへ近づいたとも思われないのです。
聞いても、どこ走っているか、説明してくれないし、時々、運転手が
バス止めて、聞いているので、自分達も完全に分かっていないのかも
知れません。

腹減ったなー! いつ着くんだよー!

他の客に聞いて見ました。
「朝から、何か食べたのか?」、近くの二人とも、首を横に振りました。

それを機会に少し話を始めたところ、

一人は、ドバイへの出稼ぎ者で、帰省。
もう二人は、マレーシアへの出稼ぎ者で、帰省。
何と、3人とも出稼ぎで、日本で言えば、正月に間に合うよう、家へ帰る
途中なのです。
まぁ、僕もサウジへの出稼ぎ者ですから、出稼ぎ者集団と言う所です。

でも、何で、腹減った、飯食べたい!って言わないのか不思議です。
僕は、午後2時半頃、もうバナナも食べてしまって、残り、リンゴしか
ないので、3時過ぎに、「飯食わないのか!」、運転手と助手に大声で
言いました。

そしたら、分かった! 分かった!って素振りでした。
結果、彼らは、訳分かってません。って言うか、僕の要望は無視です。
何故なら、そのまま、食堂など行かずに、バスは走り続けたのです。

午後8時頃、少しバスが止まったと思ったら、インドを抜けて、ネパールへ
入ったとの事。又もや、不法出入国です。
でも、これで、元に戻ったので、捕まることはありません。

ビラトナガルと言う町を通り、ダーランと言う町に着いたら、もうそこで、
動かないと言います。運転手が疲れて走れないって言うのです。

おいおい、いつ、ダージリンに着くのだよー!
と言いたい所ですが、腹が減って、腹が減って、早う何か食えるところへ
連れて行け! と怒鳴っていました。

だって、夜の9時半ですよ。昨日の夜食べてから、バナナ6本しか
食べてません。


続く







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Last updated  2008.10.11 13:56:54
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