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テーマ:世界への旅(319)
カテゴリ:バングラデシュ
2008年10月12日(日) 25日目
さて、本日は移動です。可能なら、一気にバングラデシュへ入国したいと、 早めに、ホテルをチェックアウトしました。この光景もお別れなので、ホテルの 屋上から、撮影しました。 向こうにうっすらと見えているのが、昨日の朝、タイガー・ヒルから見た、 ネパールとの国境にある、8586mの、カンチェンジュンガです。 ![]() これが、ダージリンの町です。斜面に、へばりついたように、家々が 立ち並んでいます。 ![]() これが乗車を諦めた、ダージリン鉄道の線路です。この幅は、60cm 位しかありません。世界遺産にも登録されており、通称「トイ・トレイン」と 呼ばれているらしいです。 全長、88キロ。標高差、2000m。ここを7時間半かけて走ります。 平地はディーゼル機関車が牽引し、標高1500m地点より、蒸気機関車に 替えて、急勾配を登るとの事です。 乗って見たかったですが、切符買うのも、並んだり相当面倒そうだし、 丸1日かかるので、止めました。鉄道マニアなら絶対に乗るでしょう。 ![]() ダージリンから、麓のシリグリの町まで、バスが見つかりません。歩き回って、 見つけたのが、線路の脇に止まっている車です。この車に、なんと、14名も乗せて まぁ、乗れるだけ詰め込んで、運ちゃんは、銭儲けにも走ります。 そしてシリグリから、バングラデシュ国境に近い町、ホルディバリへ向かいます。 このバスを探すのも一苦労、二苦労、三苦労でした。 12時半にバス停に着き、チケット売り場へ行って聞いた所、そこへ行くバスの チケットは売っていない、とどこのバス会社(私バス)も言います。 止む無く、ジープタクシー乗り場へ行って見ると、バスしか行っていないと 言います。 バス停に戻って、もう一度聞いてみるも、やっぱりチケットは販売してない。 何度も往復していたのを見ていた、係員(どこの会社か不明)が、午後1時半に 出発するのがある、と教えてくれました。 で、食事して、戻って待って来ましたが、バスはありません。 そんな繰り返しでしたが、15時発のバスをやっと探し当てて、乗った 次第です。歩いて歩いて、汗びっしょりです。ダージリンは寒い位だったのに。 このバスの中も暑くて、日陰の席の奪い合いです。 ![]() ここ、ホルディバリは、バングラ国境の片田舎です。ホテルとは決して呼べない 宿しかありません。お湯シャワーはないけど、一応ツインの部屋にしました。 100ルピー、200円ちょっとの部屋です。 エアコンなんてありません。蚊が心配なので、蚊取線香はないか? と 聞けば、「自分で買って来い。」、と言われました。何とも、サービスの悪い 宿であります。 ですが、わずか200円しか支払っていないので、文句も言わずに、買いに 走りました。蚊は嫌いです。14巻21ルピーで売っていたのを、負けさせて 20ルピーで買って来ました。 宿のおっちゃんに、「明日の朝、これを、18ルピーで売るが買うか? 13巻で18ルピー、お買い得だぞ!」、と聞いたら、一言、「いらん!」と言われました。 まぁ、必要ないから持っていないのでしょう。買いませんよね。 ![]() 蚊対策は、蚊帳に蚊取線香、そして持参の蚊取マットで万全です。 しかし、別物の、大問題発生! 何と、ホルディバリからバングラへ入る国境は閉鎖されている、って、 言うのです。 な、なんじゃー! そりゃぁー! 何のために、この片田舎のホルディバリに来たんじゃ! このー! 聞けば、もうずっと前から、この国境は閉ざされていて、ここから数時間 離れた、チャングラバンドラの町へ行き、そこから、バングラのブリマリへ 渡るのだそうです。 そうなら、そっちへ直接行ったのにーーーーー! シリグリから、ここへ来る程度の時間で、そのチャングラバンドラへ バスで行けたそうです。 無駄な、1日を過ごしました。あのバス探しは、何の為だったのか? 自棄酒でも飲もうと思いましたが、酒場もなさそうです。 ナーンを3枚も、自棄食いしました。そこの食堂です。 ![]() この店主、食べ終わってから、アルコールあるぞ! なんて言うのです。 聞いてみると、酒のような、ポカラで味見させて貰ったのと同じような 匂いでした。 食べた後ではねー、あまり飲みたくもないので、止めました。 早く寝て、明日は早くバングラへ入りましょう。 追記 「地球の歩き方」では、バングラデシュ版を発行していません。 で、「旅行人」が発行している、バングラデシュを買って持参しています。 2006年発行なので、2年前ですが、これには、きっちり国境越え情報として、 ホルディバリのルートが掲載されているのです。 それを参考にやって来たのですが、閉ざされていると言うのです。 しかも、8年前からだそうです。困りましたねー! 「旅行人」さん! しかし、バス停にいた、リクシャーの連中、バングラへ行くと言ったら、 乗れ! 乗れ! と誘ってきました。一体、どこへ連れて行くつもり だったのでしょう? 日本と違って、「バングラ」、などと言う、キャバクラとかないでしょうに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.16 21:34:18
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