貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

2008/11/04(火)01:10

チェンナイへ移動

インド(51)

2008年11月2日(日) 46日目 プリー海岸を離れるには、何と言いましょうか、もう少し残りたい気持ちと 早く、移動したい気持ちが、複雑に絡み合っている感じです。 あの、うんこさえなければ、こんな素晴らしい海岸はないのでは、と 思えるほどなのあります。日本で言えば、九十九里海岸とか、かなー? 1泊2食付、240円の宿も魅力的でした。ここの主人、白人は泊めないのだ、 と言っていますし、日本人だけ泊めるとも言っています。(韓国人も日本人の 内らしく、韓国人は泊めるそうです。) 又、玄関の扉は、常時鍵をかけていて、ドアチャイムを鳴らすと開けてくれます。 24時間対応で、セキュリティに関しても万全です。従って、部屋のドアには、 鍵がありません。宿泊者に不届き者が居ない限り、外部からの盗難などは、 心配ありません。 安くて、こんなに、しっかりした宿は、少なくとも、僕の少ない経験の中では、 初めてです。 彼の兄は、日本に住んでいます、そして、この宿と同じ名前の、サンタナと言う インド料理を経営して、今や、大阪、京都、あと、どこかあ忘れましたが、2都市、 全部で4軒も、お店を持っているそうです。 さらに言えば、自分達、兄弟のお金、及び日本人の友人達の寄付金で、 学校を経営していて、200人の子供達を面倒みといるそうです。 地元の名士ですねー! 1年間、2万5千円で、里親にならないか? との張り紙もありました。 そんな状況で、どこで蓄財するのか、プリーの近くのメイン道路に、 ホテル・ニューサンタナをオープンしています。こちらは、高くて、 エアコンつきは、2000円位します。インド人の客で、いつも込み合って いると言ってました。 長々と、宿のサンタナの説明でした。 部屋です。エアコンなしのファン付きで、トイレもシャワールームも、 共同でしたが、客が二人だけだったので、不便は感じませんでした。 お得です。 ずーっと小説を読んで、一歩も宿を出ず。夕方、宿を出発。 リクシャーとバスと、そして、リクシャーを乗り継いで、汽車の出発する、 ブバネーシュワルと言う都市に着きました。 今回の夜行は、エアコン付き2段寝台が満席で取れず、エアコン付き 3段寝台です。しかしエアコン車は2段寝台でも3段寝台でも、ここでは、 ファーストクラスのようです。 特別な待合室が在って、入り口に見張り番がいます。その人にチケットを 見せたら入れてくれました。セカンドクラスの待合室は、見張り番もいない 部屋が、別にありました。 で、3段寝台ですが、寝る分には、全く問題はありません。2段寝台と 違って、カーテンで通路と仕切られてはいませんが、気にはなりません。 問題は、朝から昼、そして夕方の起きている時間帯です。 上段との隙間が、狭いので、起き上がって座ると、頭が上のベッドに ぶち当たって、座る事が出来ません。 寝っぱなしで、およそ、20時間、夕方5時。時刻表より、15分早く、 チェンナイにつきました。いやー、良く寝ました。 チェンナイ駅です。可愛らしい駅ですよね? インドらしくないです。 手前の車が、オートリクシャーです。 さて、宿探しです。オートリクシャーで行きます。 目指す、パレス・ロッジ、エアコン付き、175ルピー(350円)は、行って見たら、 エアコンなしでした。エアコン付きなんて、始めからないって言います。 「歩き方」さん、どこで、間違えたのでしょう? 止む無く、ホテル・カンチ、エアコンつきで、875ルピー(1800円)へ オートリクシャーを飛ばして行きました。しかし、値上がりです。 1200ルピーにもなっていました。 止む無く、オートリクシャーで、エグモア駅近くに戻り、ニュービクトリア、 975ルピーへ行って見ました。やはり値上がりです。税込みだと、なんと、 1350ルピー。ガックリ。 近辺の、宿も、くまなく探しましたが、高いか、エアコンなしかで、見つからず。 辺りは、暗くなるし、「歩き方」に載っている安宿は、全部見たし、心当たりが なくなり、途方にくれておりました。1200ルピーでも出して、泊まるかと、 バックパッカーにあるまじき、弱気の気持ちが湧いて来ました。 と、そんなとき、どこからともなく、現れたインド人。 「ルーム?」、とか言って声をかけて来ました。「おー!」心のなかで、声を あげていました。ホテルの客引きです。 普段なら、「うっせーなー! このー!」、などと見向きもしないのですが、 このときは、ありがたく思いました。 5分ほど歩きましたが、ありました。HARINI LODGE です。 エアコン付き、600ルピー(1200円) もう、ここに決めました。

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