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「世界を渡る行政書士:国際業務と日本の田舎の橋渡し」

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2024.05.31
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よくAIによってなくなる仕事として、行政書士も挙げられています。たしかに、様々な許認可申請がオンラインで可能となり、マイナンバーカードにより個人認証をして申請できるようになりました。さらに、AIに頼めば専門的なことも質問に答えてくれるし、必要な書類のフォーマットさえ用意してくれる。そして、この流れは加速されていくことは明らかです。

今は、それらの環境を揃えれば、一人ひとりに優秀な法律家や各分野の専門家の知恵を常にスタッフとして抱えているようなものです。実際、お客様から相談があったとき、私はAIと相談します。AIは様々な情報を網羅し、多角的に情報を提供してくれます。このことをみれば確かに、AIによって私たち行政書士の仕事がなくなるという懸念は正しいと思います。

一方、私の今までの経験から、お客様は自分の悩みを解決するために様々な情報を得てから相談に来ます。殆どの場合、何人かの人に相談したり、時には法律相談所や弁護士などの専門家と相談したあとに来ます。また、そこまでしなくてもインターネットでほとんどの問題を解決できるだけの情報は取得できる環境にあります。現に、私たち専門家が常に六法全書だけを見ているわけではありません。殆どの場合、書籍だったりYouTubeなどの動画、テレビでの解説番組、そしてインターネットで溢れている情報をもとに勉強しています。

つまり、お客様と私たち専門家の間での情報の格差はないのです。さらに、AIの進化によりそれは加速していきます。それでも、不思議なことに仕事は減りません。

何かを判断するための情報を如何に多く持ち、より適切な対応を行えばよい。そうすれば問題は解決する。ということは、AIならば世界中にあふれる情報と過去の判例や実績を元に的確な判断を示してくれる。だけど、私の前に相談者は訪れるのです。情報が多すぎて判断できない、そもそも自分の課題が何かを表現できないから、自分の納得する解決策を得ることができない。解決策を知ったところで、それを実施するにあたっての不安がある。

お客様の言葉にならない言葉を拾い、ほとんどの場合、正しい答えはお客様自身が持っていて、その答え合わせをしている。そういう意味では、様々な分野での知見や経験を積んだ人を頼りたい。そういう状況は必要です。また、物理的な環境などでデジタルデバイスを操作できなければ、つまりAIと無縁な生き方をしている場合、頼れるのはそのAIを駆使できる専門家なのだと思う。

要は、自分が社会のためにどのように役立つか、そのための仕事を考えていれば社会がどのように変貌しても、それに合わせて自分の仕事のスタイルを変えることができれば、仕事を奪われるなんて心配をする必要はない。






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Last updated  2024.05.31 08:13:43
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