2022/04/17(日)18:56
旅する蝶 アサギマダラ乱舞
●旅する蝶 アサギマダラ乱舞
地元の新聞に「アサギマダラ」の記事が載っていた。
今朝までの大雨もあがったので早速出かけてみた。
場所は西伊豆の松崎だ。
少し前は天城山の別荘地でも見ることができたようだが場所がわからない。
1時間ほどで松崎の道の駅「三聖苑」に着いた。
駐車場の付近の花壇に少しだが「フジバカマ」の花が咲いているので注意して見ていると蜂や黄色い蝶に混じって大型の2頭の蝶を発見した。
これが話題の「アサギマダラ」か。
ちょっと興奮しながらビデオとカメラをセットした。
大きさは羽を広げると10㎝ほどで、青いベースに黒や茶色の模様があり綺麗だ。
この蝶の特徴は1500㎞から2000㎞ほどの長距離も渡る蝶で、旅する蝶として人気がある。この場所にも羽を休めるために舞い降りてきたのだろうか。花に停まって蜜を吸っているときは撮影しやすいが、飛び始めると追いかけきれない。
オスとメスの区別を聞いてみると、オスには羽の下部に黒い斑点があるというが良く分からなかった。
幼虫時代から身を守るために毒性の植物を体内に取り入れてたり、派手な色の警戒色になるようだ。
ネットより
気持ち悪いよね。
日本を含む台湾や中国にも住んでいて、日本本土で羽化した個体は秋から暖かい台湾方面に移動する。
研究のため群馬の赤城山で羽にマーキングした個体がこの松崎で発見されたとのこと。
もうすぐその蝶も沖縄方面を目指して旅立って行くのだ。
夏から秋にかけてフジバカマやヒヨドリバナ、アザミなどのキク科の花に集まる。
フジバカマ(藤袴)は秋の七草のひとつ、中国原産の多年草のキク科で秋になると小さな花を咲かせる。
松崎の町内にある「松崎観光協会」の隣の空き地に行ってみると驚きである。
満開のフジバカマの花に50から70頭ほどのアサギマダラの乱舞シーンが目に入った。付近には松崎特有のナマコ壁があり良い雰囲気だ。
今日は日差しが厳しいので蝶たちは日陰に集まっている。
この場所は、今年になり有志が集まりフジバカマの苗を700本植えてこれまで手入れしてきたので初めての開花年にこれほどの数の蝶が飛来したのに驚いている。
この光景も後一週間ほどで見ることができなくなる。
ナマコ壁の修復を行っていた職人さんも驚いていた。
街のいたる所に花が飾られている。
以前、オーストラリアのケアンズで見ると幸せになるという青い「ユリシス」を目撃した。この蝶も年に一度の対面なのでそんな伝説でも作ればいいと思った。
また、我が家には南米のお土産で、数百の蝶の羽を使った「蝶額」がある。
何頭の蝶を使っているのだろう。
ネットより拝借
さて、この女性は誰でしょう?
アニメ「鬼滅の刃」に登場する胡蝶しのぶのモデルはアサギマダラなのです。着物の柄ををご覧ください。