2024/05/27(月)05:25
社長引退?
●社長引退?
今日、「えちごトキめき鉄道」の鳥塚社長のブログを読んでいると「6月末で社長を引退する」との記事が目に入った。
鳥塚氏は航空会社から公募社長として千葉県の「いすみ鉄道」に就任し、観光列車や運転士養成、国鉄型気動車の導入などをして人気となった。
この時代に、台湾国鉄との友好提携が結ばれたこともあり、鉄道雑誌社が主催し鳥塚社長と同行する鉄道ファンを集めた「台湾鉄道三昧ツアー」を計10回も開催した。
彰化扇形車庫にて、中央が鳥塚社長。
サトウキビ列車にも乗車。
台湾集集線といすみ鉄道の友好提携。
個人では入れない車両工場や国鉄本社、旧型客車の増結などの特別な企画があり私も数回参加したことがある。
台湾国鉄本社への訪問。
その後は、日本海側の第三セクターである「えちごトキめき鉄道」の社長となったが、ここでもD51蒸気機関車や455系電車を導入し夜行列車を走らせるなど、鉄道ファンが注目する企画を次々と出していた。
本物のSLを導入し圧縮空気で走行する。
コロナ禍を乗りきって車両の検査も自社工場で行えることになったのを見て引退を決断したようだ。
国鉄型の455系も導入。
後任には元国土交通省の平井氏で、鳥塚氏は相談役になるようだ。
最近は、全国で話題となっているJRの赤字ローカル線の廃止問題に対し、地元に出向き講演会を行うなど精力的に動いて、災害で廃線と思われた「只見線」にトキめき鉄道の観光列車である「雪月花」を乗入れ運転するなどの実績がある。
只見線の雪月花。
今後も「赤字鉄道請負人」としてどこかの鉄道会社で活躍されることを願う。