|
カテゴリ:イタリア料理
秋・・・
きのこの美味しい季節が近づいてきた。 (「まだ3ヶ月以上先だろうが」という批判は甘んじて無視します! 遠いが近づいてきてる・・・ 近づいてきていることにしよう!) 日本では、きのこと言えば松茸が王者だ。 だが、イタリアでは違う。 イタリアでは、フンギの王様はポルチーニ茸である。 (イタリアではきのこのことを、フンギ(funghi)と呼ぶ。) ポルチーニ茸はイタリアでは代表的なきのこ。 栽培は出来ず、天然のものが採られることになる。 大きさは松茸よりもかなり大きくて目立つ。 その香りは松茸よりも、もっと強く、 チーズのような甘い独特な香りがする。 味は肉厚のためとてもジューシーで、 食感は歯切れよく、さくっと噛み切れる。 バターや生クリームとの相性もよく、 パスタやグラタンなど、多くのイタリア料理で使われる。 値段は高級。 但し、イタリアの市場などに行くと、驚くほど安く売られていたりする。 グレードによって、様々な値段になるのだ。 日本でいうところの、松茸~椎茸まで含んだ感じだろう。 日本では乾燥物が多いが、イタリアでは当然生で売られている。 このポルチーニ茸は、いろいろな料理に使えるが、 お勧めは、ポルチーニ茸のステーキ。 大きくて肉厚なポルチーニ茸を、塩、胡椒して、 オリーブオイルでソテーする。 付け合せは、ルッコラなどがいいだろう。 肉を食べている感覚に近くなり、とてもおいしい。 ポルチーニ茸は、きのこであるためダイエットに最適。 食物繊維が多く、カロリーがほとんどないため、 毎日ステーキ食べてても全く太らない。 また、ビタミンB群が豊富に含まれているため、新陳代謝をアップし、 若返る。 さらに、ポルチーニ茸は抗がん作用があるのだ。 まさに、いいことづくめである。 さて、乾燥したボルチーニ茸を戻すときは、 ぬるま湯で、芯がなくなるまで漬ける。 そのときの戻し汁は、旨み成分が多く含まれているので、 パスタやスープに追加しよう。但し、この戻し汁には苦味も多く含まれているので、注意が必要である。 ドライ ポルチーニ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イタリア料理] カテゴリの最新記事
|
|